AS25177 太刀:備中国住左衛門尉秀次 嘉暦二◻︎◻︎月日(第68回重要刀剣)

説明

太刀:白鞘入り(第68回重要刀剣)

銘:備中国住左衛門尉秀次
嘉暦二◻︎◻︎月日   

鞘書: 備中国◻︎◻︎住左衛門尉秀次
刃長二尺三寸四分 
昭和十九年七月吉日
杉本薫秋

中古刀:大業物:上作:備中
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は備中国◻︎◻︎住左衛門尉秀次としては最上作にランクされます。
鎺:金着二重鎺
刃長:2尺3寸4分(71.0cm)
反り:4分強(1.21cm)
目釘穴:3個
元幅:3.37cm
先幅:2.12cm
重ね:0.73cm
刀剣重量:870g
時代:鎌倉時代嘉暦1327年
体配:身幅広く重ね厚く腰反りがついたほぼ生茎の太刀
地鉄:小板目肌精良に詰み、地沸厚く付き、乱れ映りが立つ。鎬地があるために鎬地の鍛えがよく見て取れる。
刃紋:匂出来直刃に小足が働き、帽子丸く返る。

特徴:青江は鎌倉時代から南北長期にかけて備中国で活動した一派で、鎌倉時代中期ほどのものを古青江、それ以降の作品が青江と呼ばれる。古青江は小沸出来の直刃を焼き、南北長期のものは匂口が締まった直刃や逆丁子乱れを焼くようになる。本作は鎌倉時代後期の作で、穏やかながらも匂口が締まってところどころ逆足を交えた ちょうど過渡期のような作風を示している。また地には青江の特徴とされる映りが立つ。

葵美術より一言: 鞘書が行われたのが昭和19年7月と終戦の一年ほど前であり、現在に至るまで大切に保存されてきたことが伺えます。

第68回重要刀剣指定書
葵美術鑑定書:全身押し形




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