入札履歴
オークション開始
2025/06/06 (金) 11:21 |
※ = 自動入札
刀:白鞘入り(特別保存刀剣)
銘: 肥前国忠吉(9代)
鞘書:田野辺先生
肥前国忠吉
橋本家嫡流の掉尾なる九代忠吉の五字有銘の所作也
精美な粉糠肌に鍛え品良き直刃焼き匂口明るく
帯状を呈し殊外出来傑れ同作中屈指也
因みに銘字は父八代忠吉に似るが国の第一画が弓形に反り縦棒が傾く点に個性が窺わる
刀長:二尺三寸分
探山識(花押)
新々刀:上作:肥前
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は肥前国忠吉(9代)としては 上々作 にランクされる作品です。
刃長:2尺3寸1分(70.0センチ)
反り:5分(1.5センチ)
目釘穴1:個
元幅:3.18センチ
先幅:2.09センチ
重ね:0.72センチ
刀剣重量 725 グラム
時代:江戸時代安政の頃
体配:身幅が広く、重ねしっかりとした作品で反りが深くつき、鋒が伸びた体配の良い作品です。
地鉄:小板目肌よく練れて良く詰んで精良な地鉄となる。
刃紋:小沸出来匂口が深くつき、明るく冴えて小足がよく働く。帽子丸く長く返る。
特徴:特徴:9代の忠吉は8代の嫡男として1832年に生まれ、明治4年の廃刀令で廃業したとことから、その存在はあまり知られていない。
1880年に没。研磨もよく行われ、刃紋の地刃がよく引き出され明るい刃文となります。是非お勧めしたい作品です。
特別保存刀剣鑑定書
葵美術鑑定書:全身押し形
開始価格: ¥1,200,000
オークション開始
2025/06/06 (金) 11:21 |
※ = 自動入札