AS24627 刀:無銘(伝 一文字)(特別保存刀剣)

説明

ご注文番号:AS24627

刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘:無銘(伝 一文字)           

鞘書:田野辺先生
備前国一文字
大磨上無銘而猶腰反高中鋒詰まる姿態を見せ乱映を鮮やかに現す
板目の鍛へに変化に富む丁子主調の乱れを焼き
蛙子や飛焼が目立ち匂口に柔らか味ありて明るく冴え鎌倉中後期の一類の特色を明示する優品也
刃長貳尺一寸五分
歳甲辰(2004)年
探山識(花押)   

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(伝 一文字) としては上々作にランクされる作品です。
鎺:金着一重
刃長:65.0センチ
反り:2.3センチ
目釘穴:1個
元幅:2.78センチ
先幅:1.75センチ
重ね:0.61センチ
刀剣重量:610グラム
時代:鎌倉時代中期頃、宝治頃1247年
体配:大磨上無銘、身幅重ね尋常な反りのある体配の良い刀。
地鉄:板目肌よく錬れて映りが現れる。
刃紋:乱れ映りがよく現れ、鮮やかに現れ蛙子や飛び焼きが目立ち匂口が柔らかく明るく冴える。

特徴:本作は、鎌倉時代中期頃(1247年)に制作された「無銘(伝 一文字)」の刀で、刀剣博物館にて伝一文字と鑑定され、田野辺道文先生も同様の見解を記しています。

拵:
鍔:木瓜型鉄鍔に表に3匹裏には2匹の蜻蛉を真鍮で彫る
縁頭:真鍮地に蜻蛉の図柄を高彫りする
鞘:黒石目地地鞘
鐺:真鍮地に蜻蛉の姿を彫る
目貫:龍を金で色絵を施す。

葵美術から一言:一文字には福岡、吉岡 、片山、古一文字、などに別れるが、出来からすると単に一文字と見られる作品は福岡一文字と思われる作品ではないかと思います。
本作は大磨上無銘で、腰反り高く中鋒が詰まる美しい姿をしており、板目肌の地鉄には映りが明瞭に現れます。丁子乱を主調とした刃文には蛙子や飛焼が見られ、匂口は柔らかく明るく冴えています。
当社評価では「無銘(伝 一文字)」として上々作に分類されており、地鉄・刃文ともに見どころの多い作品です。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術鑑定書:全身押し形




開始価格: ¥3,500,000

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終了時刻: 2025/06/07 (土) 10:30
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