AS25173 刀:肥前播磨大掾藤原忠国(特別保存刀剣)

刀:白鞘入り(特別保存刀剣)

銘: 肥前播磨大掾藤原忠国

新刀:業物:上作:肥前
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は肥前播磨大掾藤原忠国としては最上作 にランクされる作品です。
鎺:金着二重鎺
刃長:71.80センチ
反り:1.30センチ
目釘穴:2個
元幅:3.17センチ
先幅:2.26センチ
重ね0.90センチ
刀剣重量:825グラム
時代:江戸時代慶安の頃
体配:約4cmほど擦り上げ、区送りがある作品で身幅が広く、重ねの厚いしっかりとした作品です。反りがやや深く、鋒やや伸びた体配の良い作品です。
地鉄:小板目肌よく練れて肥前地鉄となり、精良な地鉄となる。
刃紋:沸出来、互の目乱れ、匂口が深く、小足がよく働く。
帽子丸く、先掃掛となり出来は素晴らしい。

特徴:肥前吉家の子で橋本姓。
葵美術: 肥前播磨大掾藤原忠国は匂口の深い青い空に浮かぶ入道雲のような雰囲気を持った作品が多く、河内大掾河内守行広によく似た作品が多い。私は特に評価をいたします。この作品が生茎であれば重要刀剣には合格したと思います。ぜひお勧めしたい作品で
す。私は最上作に評価いたします。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術鑑定書:全身押し形