AS25162 刀:無銘(来国安)(特別保存刀剣)

刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘: 無銘(来国安)

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(来国安)としては 上々作 にランクされる作品です。
鎺:素銅地二重
刃長:70.0センチ
反り:0.9センチ
目釘穴:3個
元幅:3.07センチ
先幅:2.09センチ
重ね:0.54センチ
刀剣重量:700 グラム
時代:南北朝時代初期
体配:身幅、重ねしっかりとしており、帽子やや長い。
地鉄:肌目がよく練れて、映りが現れる。
刃紋:匂出来明るく冴えて、小足が入り、帽子丸く先返る。

特徴:来国安は来一派の刀工で、その弟子は後に越前に住むと言われております。刃が明るく、肌物の作品で肌目がよく見て取れ、映りが現れる作品です。

拵:
鞘：黒と朱の混ざり合った色合いの鞘
小尻:鉄地に波と桐紋を描き金色絵
鍔:楕円形の鉄鍔に縁を高め銀で樹木を形取って紋様とする。
縁：鉄地に水流と菊の図を入れ金で色絵を施す。
頭:鉄地に桐紋と波の図を入れ金で色絵を施す。
目貫:澤瀉紋を彫り金色絵

特別保存刀剣鑑定書
葵美術鑑定書:全身押し形