入札履歴
オークション開始
2025/05/28 (水) 10:32 |
※ = 自動入札
刀:白鞘入り(特別保存刀剣)
銘: 伯耆守藤原信高(3代)
新刀:中上作:尾張
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は伯耆守藤原信高(3代)としては 上々作 にランクされる作品です。
鎺:銀着一重
刃長:71.4センチ
反り:1.4センチ
目釘穴:1個
元幅:3.247センチ
先幅:2.13センチ
重ね:0.74センチ
刀剣重量:835 グラム
時代 江戸時代延宝の頃
体配:身幅が広く、重ねがあり、反り適度につく。鋒がやや伸びる。
地鉄:小板目肌よく錬れて肌立つ。
刃紋:沸出来、互の目乱れとなり、匂口の深い互の目乱れに砂流が掛り、刃中、砂流金筋が働く。帽子、乱れ込んで長く丸く返る。
特徴:伯耆守藤原信高は銘の切り方が6代頃続き、切り方は殆ど同様なため時代の判定が難しい。本作の作品は3代と私は思います。出来も匂口の深い3代の特徴を遺憾無く発揮しております。
葵美術より一言:尾張藩は関ヶ原の戦いで徳川家康の4男松平忠吉(清洲城52万石)が入り慶長12年(1607年)に嗣子がなく死去して天領となった。変わって家康の9男で忠吉の弟である徳川義直が47万2344石で入封し、清洲城から新たに築かれた名古屋城に移って尾張藩が成立した。伯耆守藤原信高は尾張の刀工として活躍をし高い評価を獲得しました。作風は匂口の深い互の目乱れを荒々らしく焼き上げ変化に飛んだ作品となります。信高としてはかなり優れた作品です。是非お勧めしたい作品です。
特別保存刀剣
葵美術鑑定書:全身押し形
開始価格: ¥800,000
オークション開始
2025/05/28 (水) 10:32 |
※ = 自動入札