AS25163 脇差:近江大掾藤原忠広特別保存刀剣)

説明

脇差:白鞘入り(特別保存刀剣)
銘:近江大掾藤原忠広
                   
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は近江大掾藤原忠広としては 上々作 にランクされます。

鎺:素銅鎺
刃長:54.5cm
反り:1.2cm
目釘穴:1個
元幅:3.07cm
先幅:1.95cm
重ね:0.70cm
刀剣重量:530g
時代:寛永から寬文
体配:身幅が広く重ねやや厚く鋒の伸びる。
地鉄:小板目肌良く付き、体配がよく地鉄は肥前肌あるいは小糠肌となる。
刃紋:直刃出来で広直刃となり、刃先煙る様な刃先となる。

特徴:新刀:上々作:大業物:肥前

新左衛門と称し寛永9年父が亡くなった後に忠広を襲名する。時に19歳の年齢で寛永18年の近江大掾を受領する。元禄6年5月28日60年のながきに渡り作品を残す。中直刃には定評のある作品を製作し評価された。鍋島藩は肥前刀の国内輸出を考え肥前地鉄を特別な地鉄として秘密裏に漏らさない様にして数多くの作品を販売した。と言われております。それほどこの肥前刀の出来はよくまた切れ味をよかったと言われております。なお本作の忠広の出来は互の目が丸みをして変化に富み素晴らしい出来となります。
葵美術より一言:新左衛門と称する。 刃紋が広く刃先の刃紋が煙る様な深い刃紋となる。

時代背景:初代の肥前忠吉が亡くなってから息子は引き継ぐまでのわずかな年があってから家督を相続して2代忠広の
時代に変わった、肥前刀は多くの弟子を抱えて多くの作品を制作した。 忠広は多くの弟子の援助もあって19歳という若さで
若さで初代を引き継ぎ多くの弟子の助けを借りて成功の道を歩んでいけた。 と同時に鍋島藩の刀剣制作の援助やその制作を
秘密として大切に保護していったと考えられます。 その肥前刀の秘密は幕末まで続く。独特の肥前刀の地鉄は他の刀工には真似ができなかったのです。

特別保存刀剣 
葵美術鑑定書:全身押し形




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2025/05/20 (火) 13:26

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