入札履歴
オークション開始
2025/05/13 (火) 15:33 |
※ = 自動入札
刀:白鞘入り(特別保存刀剣)
銘:越前守源助広(年代万治頃)
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は越前守源助広 としては上々作にランクされます。
刀工辞典:新刀:最上作:大業物:摂津
はばき:金着二重
刃長:77.1cm
反り:0.6cm
目釘穴: 1 個
元幅:3.1cm
先幅:2.1cm
重ね:0.8cm
刀身重量:856g
時代:江戸時代万治頃 1658
体配:身幅広く重ね厚く反りが少ない寛永頃の体配をした長寸の刀
地鉄:小板目肌実に良く詰んで地錵が良く付いた綺麗な大阪地金
刃紋:沸出来直刃に喰違刃、小足が入り所々匂口が深くなる。帽子丸く返る。
特徴:助広は大阪新刀を代表する刀工で、初代と二代が特に有名で、本作は二代によるものです。
二代助広は寛永14年生まれ、初代助広に学び、明暦元年に初代が没すると二代を引き継いだ。その後明暦三年に越前守を受領した。寛文元年に大阪城代青山因幡介宗俊(信州小諸城主)に召し抱えられた。天和二年(1682)に没した。
葵美術より一言:二代助広は濤乱刃の創始者であり、華やかな刃文を焼くことが多かったですが、本作は珍しく直刃出来の作品で、包永当たりを狙ったものだと思います。
精美な地鉄に加えて、小沸付き刃縁が締りつつもふっくらとした、何とも言えない柔らかみの有る刃紋が際立っていて、地に映りが現れ、大和伝を思わせる変化に富んだ作品です。新刀最上作大業物として新刀の頂点に立つ助広を是非お薦め致します。
特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形
開始価格: ¥2,100,000
オークション開始
2025/05/13 (火) 15:33 |
※ = 自動入札