AS24388 刀: 備前国住長船治光 大永四年八月日(保存刀剣)

説明

刀:白鞘入り(保存刀剣)、拵え付き

銘:
備前国住長船治光
大永四年八月日

鞘書:
備前国住長船治光
八字銘及大永四年期有之。寸詰まり先反りつく時好の打刀形態なりて小板目良く練れて詰み地沸つき強い鉄味を呈せり。焼刃は期の他の諸工と同様に複式互目乱と直刃の二様がある中で穏健なる直刃を焼き申候て出来宜し。同工は二郎左衛門尉勝光の子で春光の父なりて次郎兵衛尉を称したり。
刃長二尺一寸八分半有之
惟時癸卯年文月探山観而誌(花押) 

末古刀:良業物:上作:備前
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は備前国住長船治光としては上作にランクされます。

鎺:金銀着二重鎺
刃長:66.3cm
反り:1.8cm
目釘穴:3.14個
元幅:3.14cm
先幅:2.06cm
重ね:0.76cm
刀剣重量690g
時代:室町時代大永4年(1524)
体配:身幅が広く重ね厚く、反りやや深く深くつく。
地鉄:小板目肌、小杢目肌、よく錬れて地沸がつき淡い映りが出る。
刃紋:小沸出来直刃に細かな小足が入る。帽子、一枚風に深く返る。

特徴:長船治光は室町時代後期明応から大永にかけて活躍した備前長船鍛冶で、 本作は身幅広く厚く反りが深くついたがっしりとした姿の刀に柔らかな直刃を焼いた作品です。


鐔: 鉄地、桐の図を透かし彫り
縁:赤銅、蜻蛉の図
頭:赤銅地に波の図
目貫: 図題不明
割笄:赤銅魚子地、鶴の図
小柄小刀:鉄地、三日月と鷺の図

保存刀剣鑑定書
葵美術鑑定書:全身押し形



開始価格: ¥1,900,000

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終了時刻: 2025/05/18 (日) 10:30
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2025/05/11 (日) 13:27

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