AS25144 刀:無銘(古三原)(第38回重要刀剣)

説明

刀:白鞘入り(第38回重要刀剣)

銘:無銘(古三原)

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(古三原)としては最上作にランクされる作品です。
鎺:金着二重
刃長:2尺2寸9分(69.39センチ)
反り:5分(1.52センチ)
目釘穴:3個
元幅:3.34センチ
先幅:2.49センチ
重ね:0.74センチ
刀剣重量:795 グラム
時代:南北朝時代初期頃延文貞治頃1345年頃
体配: 大磨上無銘で身幅が3.34cmと広く重ねが厚く、表裏に反りがあり鋒が大きく伸びた最上級の体配をした作品です。
地鉄:小板目肌よく錬れて肌目がよくみて取れる作品でさらに研磨の技術が良い。刃中の働きがよくでた優れた作品であります。淡い映りが現れる。
刃紋:沸出来、直刃に小足が入り、帽子丸く突き上げ心に小丸に返る。

特徴:これほど身幅が広く先に言っても崩れないのは誠に見事な作品で豪快な作を示しております。よく見ると直刃に小足がよく働き、映りが淡く現れる。私もこのような豪快な出来の作品はあまり見たことがありません。是非お勧めしたい作品です。古三原は広島県の刀工であり、隣国の青江に酷似した作品であります。古い備後三原の刀工でその始祖は正家と言われる様になった。しかし一見すると青江にも見えますが地鉄が肌立ち、刃紋に働きがあること等から柔らかみが見て古三原に極められたと思います。いずれにせよ古三原の最高作であろうと考えます。 豪快な作品をした作品です。

第38回重要刀剣
葵美術鑑定書:全身押し形



開始価格: ¥3,200,000

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終了時刻: 2025/05/17 (土) 10:30
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