AS24655 大小:羽州米沢住綱英(特別保存刀剣)(特別貴重刀剣)

説明

大小:

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大:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)(特別貴重刀剣)
銘:羽州米沢住綱英
文化十年二月日於東部麻生造之

鞘書:寒山先生
加州米沢住綱英 文化十年二月日 
於東部麻生作之
刃長二尺三寸二分有し
昭和庚戌年新春吉日

新々刀:中上作:武蔵
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は綱英としては 上作 にランクされる作品です。
鎺:金着二重鎺
刃長:2尺3寸2分(70センチ)
反り:7分(2.12センチ)
目釘穴:1個
元幅:3.01センチ
先幅1.96センチ
重ね:0.70センチ
刀剣重量:675グラム
時代:江戸時代文化10年(1813)
体配:身幅が広く重ねしっかりとした作品で生刃が大きく、
残り反りやや深く、鋒が伸びた体配の良い作品です。
地鉄:小板目肌よく錬れて精良な無地肌となる。
刃紋:刃区から直刃の焼き出しがあり、その後匂口の深い濤乱刃が続き、帽子丸く返る。

特徴:綱英は出羽国秀子で加藤綱俊の兄と言われ、特に濤乱刃の上手な刀工であります。綱俊も時折兄の綱英の作を模して濤乱刃を製作しております。新々刀期には新刀の助広の濤乱刃を模して多くの刀工が製作を競った時代がありました。

拵:
鍔:円形の鉄鍔に周りを金で覆輪をし中に中国人の賢者が4人が描かれた絵画を見る様子を金で色絵描く
縁頭:赤銅魚子地で文字を描いた作品。銘は光貞
鞘:焦茶色鞘
目貫:獅子の図柄を高彫りし金で色絵を施す

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小:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)
銘:出羽米沢住綱英
文化十一年八月日

鞘書:寒山先生
出羽米沢住綱英
文化十一年八月日  
長さ一尺四寸七分半有し
昭和庚戌年新春 寒山詩

新々刀:中上作:武蔵
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は綱英としては 上々作 にランクされる作品です。
鎺:金着二重鎺
刃長:1尺4寸7分5厘(44.7センチ)
反り:4分(1.21センチ)
目釘穴:1個
元幅:3.04センチ
先幅2.18センチ
重ね:0.64センチ
刀剣重量:435グラム
時代:江戸時代文化11年(1814)
体配:身幅が広く重ねしっかりとした作品で生刃が残り、反りやや深く、鋒が伸びた体配の良い作品です。
地鉄:小板目肌よく錬れて精良な無地肌となる。
刃紋:刃区から直刃の焼き出しがあり、その後匂口の深い濤乱刃が続き帽子丸く返る。

特徴:綱英は出羽国秀子で加藤綱俊の兄と言われ特に濤乱刃の上手な刀工であります。綱俊も時折兄の綱英の作を模して濤乱刃を製作しております。新々刀期には新刀の助広の濤乱刃を模して多くの刀工が製作を競った時代がありました。

拵:
鍔:円形の鉄鍔に周りを金で覆輪をし中に中国人の賢者が4人が描かれた絵画を見る様子を金で色絵描く
縁頭:赤銅魚子地で文字を描いた作品。銘は光貞
鞘:焦茶色鞘
目貫:獅子の図柄を高彫りし金で色絵を施す
小柄:赤銅地に波の中に龍が泳ぎその上には武者が橋の上には馬と武者が乗っている光景を高彫りし金で色絵を施す

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葵美術より一言: 羽州米沢住綱英の大小の作品で同じ刃紋すなわち動濤刃の健全な大小を製作し拵も出来の良い作品を製作し。白鞘には寒山先生の鞘書を見事に製作した作品です。滅多に出てこない濤乱刃の大小でほぼ製作年代も同じ頃の見事な作品です。是非お勧めしたい作品です。この大小の作品は大名登録と言われた物で新潟県231号236号、昭和26年3月31日と同じ日付となっており、この作品は戦前から大小として大切に扱われていたと考えられます。

時代背景:文化の時代は間宮林蔵が樺太を探検して間宮海峡を発見する。また海外から日本の鎖国体制を開かせようと来校し日本に訪れる機会が多くなる。

刀と脇指:特別保存刀剣
刀:特別貴重刀剣
葵美術鑑定書:全身押し形



開始価格: ¥2,100,000

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終了時刻: 2025/04/27 (日) 10:30
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