AS22671 刀:備州長船則光(4代)(特別保存刀剣)、脇差:無銘(浜部)(保存刀剣)

説明

大小:

———————–

大:
刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘:備州長船則光(4代)
永享十一年二月日

中古刀:中上作:良業物:備前
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 備州長船則光 としては 上々作 にランクされる作品です。
大名登録
登録証番号:大阪5084号
交付年月日:昭和26年6月28日
鎺:金着一重
刃長:2尺4寸7分5厘(74.99センチ)
反り:五分(1.51センチ)
目釘穴:3個
元幅:3.14センチ
先幅:1.97センチ
重ね:0.74センチ
刀剣重量:900グラム
時代:室町時代永享11年(1441年)
体配:約5cmほどの擦り上げ区送があるが、銘と年紀が完全に残る。身幅が広く重ねしっかりとした作品で反りが深く、切先が大きくのびた作品です。
地鉄:鎬地が良く寝れて小板目肌に杢目が練れて古さを感じさせる地鉄となる。板目肌に柾目が混じり映りがあらわれる。
刃紋:匂出来丁子乱れとなり、やや小ずんだ刃紋で足良く働き、帽子乱れこむ。

特徴:初代は著名な長光の門人で俊光の子供とつたえられているが、その4代が助右衛門の子供である永享備前の則光です。鎌倉時代から南北朝時代を経て当時の刃紋とは異なり、丁子乱れとなり、華やかさのある作品です。製作年代は応永から文明まで作品を残したといわれる。

拵:
鍔:赤銅魚子地に桐紋や家紋を高彫し金で色絵をほどこす
縁頭:赤銅魚子地に牡丹と蝶の飛ぶ姿を高彫し金で色絵をほどこす
鞘:黒呂色鞘
目貫:赤銅地で飛ぶ雁の図柄を高彫し金で色絵をほどこす

———————–

小:
脇差:白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)

銘:無銘(浜部)

新々刀:中上作:備前
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 無銘(浜部) としては 上作 にランクされる作品です。
大名登録
登録証番号:奈良 2362号
交付年月日:昭和26年5月17日
鎺:金着一重
刃長46.3センチ
反り1.2センチ
目釘穴:1個
元幅:2.64センチ
先幅:1.79センチ
重ね:0.58センチ
刀剣重量:395グラム
時代:江戸時代天明頃
体配:身幅尋常な初茎の作品で尋常な長さで切先の伸びた作品です。
地鉄:小板目肌よく詰んで地沸がつき、綺麗な地肌となる。
刃紋:沸出来、匂出来の近い作品で互の目乱れ矢はずの形態で変化に富んだ作品です。

拵:
鍔:赤銅魚子地に桐紋や家紋を高彫し金で色絵をほどこす
縁頭:赤銅魚子地に牡丹と蝶の飛ぶ姿を高彫し金で色絵をほどこす
鞘:黒呂色鞘
目貫:赤銅地で飛ぶ雁の図柄を高彫し金で色絵をほどこす
小柄小刀:千代鶴と銘のある小刀で刃紋は互の目乱れ

特徴:浜部一派は因幡(鳥取)を代表する新々刀期の刀工。
美濃の刀工の末流で室町時代末期に岡山に移住しその後因幡に移り幕末に至迄繁栄した。

———————–

葵美術より一言:大小の素晴らしい作品は貫禄があり、またこの大小は大名登録です。
大小揃いの拵えは少なく是非お勧めしたい作品です。

特別保存刀剣鑑定書(大)
保存刀剣鑑定書(小)
葵美術鑑定書:全身押し形


現在価格¥2,100,000

残り時間:
終了時刻: 2025/04/23 (水) 10:30
入札する(Bid)
¥
(入札可能 : ¥2,101,000 )
(This will set your max bid. )
商品カテゴリー: , ,

入札履歴

Clément.plt
2025/04/18 (金) 19:37
¥2,100,000
オークション開始
2025/04/16 (水) 13:12

※ = 自動入札