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オークション開始
2025/04/05 (土) 14:42 |
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刀:白鞘入り、拵え付き(第62回重要刀剣)
銘: 雲◻︎(伝雲次)
備前◻︎ ◻︎◻︎五年六月日
古刀:上作:
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は伝雲次としては 最上作にランクされます。
鎺:金着一重鎺
刃長:68.8cm
反り:2.4cm
目釘穴:2個
元幅:2.74cm
先幅:1.09cm
重ね:0.73cm
刀剣重量:635 g
時代:鎌倉時代末期頃
鎬地:ほぼ生茎、反りが深くつき、鋒がややのびる。
地鉄:板目肌に杢が交じって地沸厚くつき黒みのある地鉄となって、地景が細かく入り、映りが淡く立つ。
刃紋:匂出来明るく冴えた直刃に沸が働き二重刃が入り、小足が働き、帽子丸く先掃掛ける。
特徴: 備前国宇甘では鎌倉時代末期から南北朝期にかけて雲生、雲次、雲重などの刀工が活動し、宇甘派や雲類などと呼称される。長船の作風とは異なり、来物や青江に近い出来となる。年紀には5年とあり、鎌倉末期に5年以上続いた年号は正和(1316)であり、雲次の現存する年紀作とも一致する。永仁(1293)の可能性もあり、その場合は雲生の作と考えられる。
葵美術より一言:
疵が見受けられますが、綺麗な作品です。鞘書にもありますが、古い青江のような出来で魅力的だと思います。
拵
鞘:黒塗石目地鞘
鍔:丸型の鉄鍔に菊の刃紋を高彫りし金で一部を色絵を施す。
銘:江符住満喜
縁頭:赤銅魚魚子地に菊の花を彫る。
目貫:菊の七を高彫りする。菊の金無垢とも思われる作品。
第62回重要刀剣指定書
葵美術鑑定書:全身押し形
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