AS24639 刀:一肥前国出羽行廣以阿蘭陀鍛作(初代)(特別保存刀剣)

説明

刀:白鞘入り(特別保存刀剣)

銘: 一肥前国出羽行廣以阿蘭陀鍛作(初代)

新刀:上作:肥前
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は一肥前国出羽行廣としては 最上作 にランクされる作品です。
鎺:金着一重
刃長:75.6センチ
反り:1.1センチ
目釘穴:2個
元幅:3.16センチ
先幅:2.05センチ
重ね:0.66センチ
刀剣重量: 740グラム
時代:江戸時代 寛文の頃
体配:身幅尋常で3.16cmあり、反りはやや深めとなり、
鋒が伸びた体配の良い作品となる。
地鉄:沸出来互の目乱れとなり、地鉄よく錬れて無地に近い精良な地鉄となる。
刃紋:沸出来、互の目乱れ匂口かなり深く付く。

特徴:出羽行廣は初代の河内大掾正広と2代の河内守正弘の作品によく似た作者とみれらる。
肥前の正広とよく似るが多少感じが異なる部分があり、強いて言えば正広な夏に厚い青空に浮かぶ入道雲を思わせ、雲の間に見える稲光が見える状態の作品であろうかと思われます。本作の行広もその傾向があり、オランダ鉄を混ぜていると自ら言わしめるところから黒味が出てくるのかと推察するのであるが、または入道雲のモクモク感が少し減るのかとか考えるのです。いずれにせよこの出来は出羽守正広としては最高傑作の出来です。
出羽大掾行廣は初代の正広の弟で九郎兵衛といい慶安3年にオランダ鉄を学ぶ。この時に32歳で正保5年に出羽大掾を受領する。寬文3年に出羽守を受領し天和3年5月に亡くなる。

特別保存刀剣
葵美術鑑定書
全身押し形




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2025/02/22 (土) 11:45

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