AS22300 脇差:越中守正俊(初代)(特別保存刀剣)

説明

ご注文番号:AS22300

脇差:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘: 越中守正俊(初代)

新刀:上々作:業物:山城
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は越中守正俊としては 上々作 にランクされる作品です。
研磨済み 上々研磨
鎺:金着二重
刃長:37.1センチ
反り:0.4センチ
目釘穴:1個
元幅:2.98センチ
重ね:0.68センチ
刀剣重量 330 グラム
時代:江戸時代元和の頃
体配:身幅が広く重ね厚く先反りがあり、
目釘穴1個の健全な寸伸びの脇差であります。
地鉄:板目肌肌立ち、杢目肌がよくみて取れる作品で
白気映りが現れる。精良な地鉄となる。
刃紋:沸出来直刃小足がよく入り柔らかく
切先のたれて丸く返る三作帽子すなわち三品帽子を製作する。

特徴:関、兼道4男で金道、吉道、来金道の3兄弟とともに文禄中上洛し京都に移住する。
彼は越中守を受領する。寛永頃まで製作する。慶長から寛永年間にかけて活躍する。
彼の作刀で最も古い時期は寛永6年8月日のもので作風は互の目乱れに小のたれを交えた
志津風の作品や孫六兼元をうつした作品などが多く直刃出来も多く器用な出来を残しております。 

拵:
鍔:角に丸みがあり四角形の鉄鍔に紋様を透かす。
 時代もあり出来の良い尾張を思わせる鍔。
縁:赤銅地に不明の図を金で描く   頭:角
鞘:黒石目地鞘
目貫:赤銅地獅子の図柄を高彫し金で色絵をほどこす
小柄:赤銅魚子地に龍の図柄を高彫し金で色絵をほどこす
笄:赤銅魚子地に龍の図柄を高彫し金で色絵をほどこす

葵美術より一言:本作は越中守正俊初代の作品で特に研磨が優れ
地鉄が良く現れ刃区近辺から映りがあらわれ棒状の映りが現れ品の良さを感じさせる。
 一見すると古さを感じさせるが帽子が三品帽子なので新刀期の作品と見える。
当初京都の5番鍛治には初め入っていなかったが後にはその5番鍛治として活躍した。 
大変器用な刀工で志津を写したり兼光などを目指して製作を行なった。 
特に志津風の作品は見事であり帽子の形を良くみないと気づかないほど上手であると言われております。
本作は直刃できで刃中小足がよく入り品格の良い優れた作品です。 付属した拵えもしっかりとした作品です。

特別保存鑑定書
葵美術評価鑑定書  
全身押し形 鶴田文佳



落札価格:¥800,000

商品カテゴリー: ,

入札履歴

このオークションは終了しました。

最高入札者 : davhodge

davhodge
2022/09/04 (日) 00:15
¥800,000
オークション開始
2022/09/03 (土) 12:09

※ = 自動入札