AS25721 太刀:千手院(第25回重要刀剣)

説明

ご注文番号: AS25721

太刀:白鞘入り、拵え付き(第25回重要刀剣)

銘:千手院

鞘書:大和千手院 在銘珍也
刃長二尺三寸四分
昭和乙卯年長月
薫山誌(花押)

古刀:上作:大和
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は千手院としては最上作にランクされる作品です。
鎺:金着一重
刃長:70.8センチ
反り:1.5センチ
目釘穴:2個
元幅:2.78センチ
先幅:1.59センチ
重ね:0.80センチ
刀身重量: 625グラム
時代:鎌倉前期 、建永頃。
体配:身幅やや広く、反りが深くつ、切先やや伸びる。
反りの具合からみてほぼ生の姿と考えられる。
地鉄:地景が入り、肌立つ地鉄となり、映りが現れる。
鎬地には板目肌、柾目肌、杢目肌が混じり、古さを感じさせる。
刃紋:刃文は直刃。匂口が深くつき、細かな砂流、金筋が良く働く。

特徴:千手院和州派は人の刀工ではなく、数人はいると考える。千手院は鑑刀日々抄に多くの無銘極めが掲載されておりますが、ただ1振在銘が存在します。その刀こそ、今ご紹介する作品です。鑑刀日々抄・続の407、408ページに掲載されております。本によると「細身、小鋒であるが、腰反りが高く、踏ん張りがあり、鎬が高く、鍛え板目流れ、柾・地景が入り、刃文は沸出来、中直刃に小互の目乱れ、ほつれが混じり、砂流・金筋がまじる。帽子は深く丸く返り、沸強く、くずれ心であるが、掃掛強く、ナカゴは生、先破上がり栗尻、刃方も浅く丸くヤスリ目は判然としない。銘がやや錆に埋もれているが、先手院と判読され、例により、鏨が太めである。上記の作風から大和千手院に相違がなく、年代は包永と同じ頃で鎌倉中期ごろの作品と見たい。多少の疲れがあるが、千手院の在銘作はほとんどなく、資料的に価値が高い。今は亡き相国寺の橋本独山和上の好みであったので、この作品も和上の好み愛刀の一振りであると思います。在銘の大変き貴重な作品です。備前鍛治とは趣が異なる鎌倉中期以前の作品です。 是非お求めください。

拵:
鍔:木瓜型赤銅魚子地に雲と龍を彫り金で色絵を施す。
縁頭:栗型:赤銅地に龍を高彫りし金で色絵を施す。
鞘:青貝散らしの大変良くできた作品です。
目貫:龍を高彫りする。

葵美術から一言:ご存知のように千手院の作品は殆どが無銘極めとなっております。千手院は鑑刀日々抄に多くの無銘極めが掲載されておりますが、ただ1本在銘があり、その刀こそご紹介するこの作品です。したがって今後評価される作品は無銘極めの作品を見て、それを参考にするしかないということになると思います。この生茎で在銘の体配の優美な作品で刃文を参考にすることで特に帽子のほつれや掃掛下って刃文の様子、二重刃など、特徴の多い部分を良く見て参考にすれば皆様が千手院という作品を十分理解できると思います。重要刀剣には千手院と三字銘がもっとも古く、よく示された作品といえます。刀もよく、また拵も大切にされた作品でで恐らく有名な大名によって保存されてきたものと思われます。

第25回重要刀剣
葵美術鑑定書:全身押し形

書載品:
鑑刀日々抄・続の407、408p
刀剣美術 2026年6月(833号)18p

※海外送料別途 


開始価格: ¥8,000,000

残り時間:
終了時刻: 2026/07/14 (火) 10:30

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オークション開始
2026/07/07 (火) 12:23

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