AS25531 脇差:粟田口近江守忠綱(二代)(特別保存刀剣)

説明

ご注文番号:AS25531

脇差:白鞘入り(特別保存刀剣)

銘:粟田口近江守忠綱(二代)

鞘書:?柏一竿子
表:??倶利伽羅?
裏:八幡大菩薩?

長一尺六寸五分有之
翡翠城庵主人蔵

新刀:良業物:上々作:摂津
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は としては上々作にランクされる作品です。
鎺:銀一重
刃長:50.0センチ
反り:1.6センチ
目釘穴:1個
元幅:3.33センチ
先幅:2.74センチ
重ね:0.73センチ
刀剣重量:605グラム
体配:身幅が広く、重ねが厚く、切先が伸びてがっしりとした作品。反りやや深く、刀身の表には草の倶利伽羅彫りが行われ裏には八幡大菩薩と銘が入る。彫物は忠綱別人。
地鉄:小板目肌よく錬れて綺麗な地鉄となる。
刃紋:沸出来、互の目乱れ、帽子乱れこみ先端は丸く返る。

特徴:本作は粟田口近江守忠綱(二代)です。刀身に彫られた彫りは忠綱のものではなく、後代に彫り師によるものです。表裏ともに出来の良い作品であると考え得ます。粟田口近江守忠綱(二代)は近江守忠綱初代の子供で二代目忠綱となる。通称萬大夫と称し、号は一竿子、近江守を受領する。

葵美術より一言: 鎌倉時代の刀工である京の粟田口国綱の末裔を名乗り、父である忠綱が大阪へ移住。初代忠綱は近江守を受領
天明4年(1784年)3月24日に江戸城中で老中田沼意次の子、若年寄田沼意知を佐野善左衛紋が暗殺した際に用いられたのが二代忠綱の大脇差と言う。呼ばれるほどの権勢を誇り、収賄の悪名高かった田沼意次に一矢報いたことから、佐野は「世直し大明神」と崇められ、またその指料であった二代忠綱の刀も大いに人気を集めた。
本作は大変珍しいほぼ刀の寸法の鎬造の作品です。姓が浅井という所から浅井氏と裏に銘を切る作品があります。見事な平打ちの作品で身幅は3.4cmと広く、健全です。是非お薦めしたい見事な作品です。

時代背景:江戸時代寛文の頃は刀剣制作者は武士からの注文が激減し色を断つ人物も多かったと言われております。制作しゃは色々な方法で切れ味だけではなくかんしょする方法は考えて制作したのです。動乱の刃紋、匂口の深い作品。綺麗な地鉄、裁断銘のある作品(金象嵌)などなどを創意工夫をしながら販売をしていったのです。室町時代には短刀の販売が数多くあったのですが、侍は大小の刀を持ってお城へと登城しますので短刀の必要性はほとんどなくなり、
制作するものが極めて少なくなったと言われております。 江戸時代末期には戦争が激しくなったことで短刀の生産も増えたと言われております。

特別保存刀剣
葵美術鑑定書:全身押し形

現在価格¥1,000,000

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終了時刻: 2025/11/25 (火) 10:30
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入札履歴

mrtierney50
2025/11/19 (水) 12:44
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オークション開始
2025/11/18 (火) 13:47

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