入札履歴
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			    オークション開始             
			    2025/10/31 (金) 12:14					     | 	
	
※ = 自動入札
ご注文番号: AS25534(委託品)
刀:白鞘入り(特別保存刀剣)
銘:無銘(古宇多)
鞘書:越中国古宇多  大磨上無銘也。地刃に大和気質が著しく一際匂深で厚く沸付くなど総体に放胆なる味わいを醸す点に南北朝期のくだらぬ年代の同派の特色を示す優品なり。
刃長2尺3寸9分半有之 探山識(花押) (2018年)
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は古宇多としては上々作にランクされます。
鎺:金地二重はばきに葵の紋
刃長: 72.7 cm
反り: 1.0 cm
目釘穴: 4個(内1個埋め)
元幅: 2.94 cm
先幅: 1.89 cm
重ね: 0.62 cm
刀剣重量: 775g 
時代: 鎌倉末期から南北朝
体配: 身幅重ね尋常で反りが浅い。大磨上無銘。
地鉄:板目肌に地沸が厚くつき地景が交じる。鎬地は板目肌に柾目、杢目が入る。
刃紋:直刃出来匂口深く、沸がつき、二重刃、砂流、金筋が働く。
特徴:
宇多派は大和国宇陀郡から越中に移住した刀工一派で、鎌倉時代末期の古入道国光を祖として国房、国宗、国次などの刀工が活躍し、室町時代初期の応永(1394〜)以前の作を古宇多、それ以降のものが宇多と呼ばれる。
葵美術より一言:
地刃ともによく沸づいて古さを感じさせる複雑な様相を呈した美しい作品です。棒樋がないため鎬地まで鑑賞できるのが良い点です。
見ていて飽きのこない作品でおすすめいたします。
特別保存刀剣鑑定書
葵美術鑑定書:全身押し形
開始価格: ¥1,200,000
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