AS23412 刀:兼門(陸軍軍装拵え入り)

説明

ご注文番号:AS23412

刀:陸軍軍装拵え入り

銘: 兼門
昭和十七年

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は兼門としては 上作 にランクされる作品です。
鎺:素銅地一重
刃長:62.8センチ
反り:1.6センチ
目釘穴:1個
元幅:3.12センチ
先幅:2.1センチ
重ね: 0.71センチ
刀剣重量:660グラム
時代:昭和17年
体配:身幅が広く重ねが厚い反りの深い、鋒ののびた体配の良い姿をした作品で生刃を残した健全な刀です。
地鉄:無地肌となり、油焼と称する作品。棟側に若干錆がある。
刃紋:頭の揃った互の目乱れで鋒が丸く変える。

特徴:兼門は戦時中陸軍の軍刀を製作していた。
本作は大変よくできているが油焼と称された作品です。戦後75年以上経過して戦争を知らない国民がほとんどとなる時代です。 この作品を持った陸軍将校は父親から軍刀をもらい緊張して戦地に向かっ
たに違いがありません。父親の晴々しい姿と母親の戦争から帰ってきて欲しいと切に望む姿があったと思います。本人は尉官として戦地に赴く誇りを持って”行ってって参ります”と自宅を出たに違い
ありません。油焼きとは:一般的には日本刀は砂鉄から玉鋼を製作しその良質な玉鋼を折り返し鍛錬して焼刃を製作して高音で温め
水に入れて刃の部分を鋼鉄にするのですが油焼は通常の鉄を刀の形にしてやはり高音であ温め油の中に入れて急冷させるのです。 油に入れることで刀が刃切れが起きない様にするのです。この作賓を研ぎをするのですが識別はかなり見ませんとわかりにくいのです。
本作も一見すると砂鉄から製作した様に見えますが折り返し鍛錬はされておりません。戦時中に製作された作品でよく研磨が施されております。

拵:大日本帝国陸軍軍装拵

葵美術鑑定書:全身押し形
※海外送料別途




終了したオークション

入札がなかったため、オークションの期限が切れました

商品カテゴリー: , ,

入札履歴

このオークションは終了しました。

入札がなかったため、オークションの期限が切れました
オークション開始
2025/10/19 (日) 16:34

※ = 自動入札