入札履歴
オークション開始
2025/10/10 (金) 12:15 |
※ = 自動入札
ご注文番号:AS25411
脇差(寸伸び短刀):白鞘入り、拵え付き、箱付き(特別保存刀剣)
銘:月山正信作
永禄拾二年二月日
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は月山正信としては 上々作 にランクされる作品です。
鎺:金と銀の二重鎺
刃長:31.8センチ
反り:0センチ
目釘穴:2個
元幅2.56センチ
重ね:0.74センチ
刀剣重量:230グラム
体配:身幅が広く、重ね厚く、しっかりとした作品です。
長さも寸伸び短刀で重ねもしっかりとしております。
地鉄:杢目肌よく錬れて綾杉肌が入り、映りが現れる。
刃紋:匂出来、直刃。鋒は焼き詰め風となる。
特徴:室町時代にほとんどの月山と名乗る刀工は製作をやめた。江戸時代末期にその流れをもった月山貞一がこの綾杉肌を真似てその作成に成功を遂げた。月山貞一、月山貞勝などがその流れを積極的に製作を行い、数多くの作品を制作した。 この作品は室町時代、永禄12年2月の年期があり、月山の最後を示した作品といえます。健全であり、出来の良い短刀といえます。銘の文字が自然で描かれており興味深い。
拵:
鍔:鉄鐔に梅の花木を透かし彫り。銘:宣寿。
縁頭:鉄地に猪目模様を金色絵。
鞘:黒呂色鞘に青貝散らしと印籠刻み。
鐺:鉄地
小柄:鉄地に金で花の模様を描く
目貫:赤銅地に家紋を彫る。
葵美術より一言:月山の脇差は多いのですが、短刀は大変珍しく珍品といえます。しかも、がっしりとしており、綾杉肌も出ております。
拵も比較的良い作品と考えます。
時代背景:西暦1569年
箱付き
特別保存刀剣
葵美術鑑定書:全身押し形
開始価格: ¥950,000
オークション開始
2025/10/10 (金) 12:15 |
※ = 自動入札