入札履歴
オークション開始
2025/09/06 (土) 14:35 |
※ = 自動入札
刀:白鞘入り(保存刀剣)(委託品)
銘:河内守藤原国助 初代
当社では刀工の出来によって、最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は上作にランクされる作品です。
時代:寛永頃 摂津
鎺:金着一重鎺。
刃長:76.8cm
反り:2.2cm
目釘穴:1個
元幅:3.04cm
先幅:1.81cm
重ね:0.67cm
刀剣重量:700g
体配:長さがあり、反りが深くつき、切先やや長く、反りが深くなった細身の初代河内守藤原国助の作品です。一般的に、初代国助は長寸の作品が少なく、短めの作品が多いと言われております。
地鉄:小板目肌よく詰んで精良な地鉄となるが、惜しむらくは鎬地に小傷が目立ちます。
刃紋:小沸出来の互の目乱れとなり、刃紋はやや細く、疲れを感じます。
特徴:生国は伊勢。小林姓。かつては侍であったが、主家滅亡のため刀工を目指して京に出ます。越後守国寿門に入門し作風は同門であった国貞によく似た作品を製作します。正保4年5月30日に亡くなります。
葵美術より一言:多少の緩みがあるので惜しまれますが、長寸で生茎、目釘穴一個という作品で、高級居合刀として、また鑑賞刀としておすすめする素晴らしい作品であると思います。
保存刀剣鑑定書
葵美術鑑定書
全身押し型
開始価格: ¥400,000
オークション開始
2025/09/06 (土) 14:35 |
※ = 自動入札