入札履歴
オークション開始
2025/08/14 (木) 11:33 |
※ = 自動入札
刀:白鞘入り(保存刀剣)
銘:昭和十三年十二月吉日
靖徳
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は靖徳としては上々作にランクされる作品です。
鎺:素銅地一重
刃長:63.9センチ
反り:1.8センチ
目釘穴:1個
元幅:2.81センチ
先幅:2.06センチ
重ね:0.82センチ
時代:昭和13年(1938)
体配:身幅、重ね尋常な反り適度に付き
当時の靖国刀の体配に良く似た作品です。
地鉄:小板目肌良く詰んで無地風の地金となる。
刃紋:匂出来、直刃調に互の目乱れに丁字乱れが混じり
小足、鼠足が働き帽子丸く返る。
特徴:靖憲は本名小谷憲三といい、明治四十二年(1909)に広島県で生まれた。
昭和八年(1933)に梶山靖徳の先手として日本刀鍛練会に入会。
昭和十年(1935)に林陸軍大臣より刀匠銘靖憲を受銘。
第二回陸軍軍刀展覧会会長賞を受賞。奉納刀の作刀も行い、
約1600振を製作した。昭和十三年(1938)には自宅にも鍛練場を開設し、親類や友人の為に造刀を開始し、銘は武憲と切った。
本作は靖憲の戦前に制作した作品で流石丁寧な仕事を行っております。
保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形
開始価格: ¥700,000
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2025/08/14 (木) 11:33 |
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