入札履歴
オークション開始
2025/08/08 (金) 11:08 |
※ = 自動入札
刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)
銘:
賀州住藤原兼重
弘化二年仲春吉日
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は賀州住藤原兼重としては上々作にランクされます。
鎺:素銅地
刃長:66.9cm
反り:1.8cm
目釘穴:1個
元幅:2.85cm
先幅:1.87cm
重ね:0.60cm
刀剣重量:595g
時代:弘化2年(1846)
体配:身幅、重ね尋常で、反りやや深くつき、鋒が伸びる作品です。
地鉄:小板目肌実によく詰んで、精良な地鉄となります。
刃紋:沸出来で穏やかな互の目乱れが並び、さらに高さのある互の目乱れとなり、刃中に金筋が働き、帽子は乱れ込んでいます。
特徴:新新刀:中上作:加賀
刃紋は概ねのたれに箱乱れ風の互の目が多く見られます。
賀州住藤原兼重は前田家のお抱え工であったため、注文も多く、出来の良い作品も多かったと言われております。
板目肌に柾目がよく入り、綺麗な互の目乱れを焼き上げます。
帽子は丸く大きく返ります。
拵:
鍔:円形の鉄地に真鍮の線で菊紋を製作します。
縁:赤銅魚子地に龍を彫ります。
頭:角。
鞘:黒呂色鞘。
目貫:素銅地に龍を高彫りし、金で色絵を施します。
切羽2枚:素銅地に2枚の切羽を金で包みます。
賀州住藤原兼重は江戸時代弘化頃の刀工で、前田家のお抱え工であったため、人気のあった刀工です。
それに合う拵を製作したものです。
伊勢大掾藤原兼重とも称し、前田家のお抱え工であります。
開始価格: ¥500,000
オークション開始
2025/08/08 (金) 11:08 |
※ = 自動入札