入札履歴
オークション開始
2025/06/19 (木) 10:40 |
※ = 自動入札
刀:白鞘入り(特別保存刀剣)
銘:無銘(千手院)
鞘書:
大和国千手院
大磨上無銘也。元先の身幅開きありて小鋒に結び板目の流れる肌合に細直刃に小乱交じりの刃文を焼き砂流ほつれ絡み地刃沸つき帽子が盛んに掃き掛けるなど大和の気質が色濃く窺われ同国五派中同派に収斂されるもの有りて穏秀の趣を醸し滋味豊かなり。蓋し鎌倉期を降らぬものなり。刃長二尺五寸七分弱。
時在庚子暦坤月探山識焉(花押) (2020) 10月
では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は 無銘 千手院 としては上々作にランクされます。
鎺:金着二重鎺
刃長: 77.9cm
反り: 1.5cm
目釘穴: 1個半
元幅: 2.89cm
先幅: 1.65cm
重ね: 0.62cm
刀剣重量: 735g
時代:鎌倉時代
体配: 長寸で反りがついて小鋒に結ぶ。棒樋を掻き通す。
地鉄:板目肌よく錬れて肌立つ部分があるが精良な地鉄となり映りが出る。
刃紋:匂出来、潤みごころの細直刃に砂流を交え、帽子掃きかける。
特徴:
千手院は大和五派の一派で平安末期から南北朝期にかけて東大寺に仕えたと伝えられる。
葵美術より一言:
本作は、その姿や地鉄から古作の風格が色濃く感じられるたいへん貴重な一振りです。どうか大切にお持ちください。
開始価格: ¥1,000,000
オークション開始
2025/06/19 (木) 10:40 |
※ = 自動入札