AS25206 刀:無銘(片山一文字)(第53回重要刀剣)

説明

刀:白鞘入り(第53回重要刀剣)

銘: 無銘(片山一文字)

鞘書:田野辺先生
第53回重要刀剣指定品 備前国片山一文字
但大磨上無銘也。姿態剛壮なりて精妙なる鍛錬を見せ、また華麗なる丁子乱れを焼き乱映り鮮やかに現わすなど出来見事なり。
一文字諸流の中でも地鉄が強く冴える点に此の派の見所の一端を表示せり。蓋し同派極めの中にあり出色と言うべきなり。珍々重々。
刃長二尺四寸一分有之 惟時戊子暦睦月良宜日(2008)
探山邉道共観邉誌

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(片山一文字)としては 最上作 にランクさ
れる作品です。

鎺:金着二重
刃長:2尺4寸1分(72.9cm)
反り:5分5厘(1.67cm)
目釘穴:2個
元幅:3.22cm
先幅:2.39cm
重ね:0.76cm
刀剣重量:840g
時代:鎌倉時代初期から中期 建長頃
体配: 身幅広く重ね厚く反りがやや浅くついて切先が伸びた大磨上無銘の刀。
地鉄:小板目肌良く詰んで地沸厚く付き地景細かに入り、乱れ映りが立つ。
刃紋:丁子乱れ、小丁子乱れ、小互の目乱れを交えて足よく働き、帽子乱れ込み先小丸に返る。

特徴: 片山一文字は福岡一文字派の則房が片山という地に移住して繁栄した。本作は焼き刃が華やかに乱れ、地鉄が冴えて乱れ映りが鮮やかに立った見事な出来で、田野辺先生が鞘書で言及している通り、片山一文字の極めの中でもトップクラスの品と言えるでしょう。幅広で切先が大きく堂々とした姿は迫力があり大変魅力的な品です。

第53回重要刀剣指定書
葵美術鑑定書:全身押し形




開始価格: ¥7,000,000

残り時間:
終了時刻: 2025/06/14 (土) 10:30
入札する(Bid)
¥
(入札可能 : ¥7,000,000 )
(This will set your max bid. )
商品カテゴリー: ,

入札履歴

オークション開始
2025/06/07 (土) 11:01

※ = 自動入札