AS25028 刀: 肥前国住藤原忠広, 寛永十五年二月吉日(第14回重要刀剣)

説明

刀:白鞘入り(第14回重要刀剣)
銘:
肥前国住藤原忠広
寛永十五年二月吉日

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は肥前国住藤原忠広 としては最上作 にランクされます。

鎺:金着二重
刃長:2尺4寸5分(74.2cm)
反り:5分3厘(1.6cm)
目釘穴:1個
元幅:3.05cm
先幅:2.16cm
重ね:0.76cm
刀剣重量:800g

時代:江戸時代、寛永15年(1638)
体配:身幅広く重ね厚く、反りが浅くつき、鋒やや長くがっしりとした長寸の作品
地鉄:小板目肌よく錬れて地沸がついた精良な地鉄
刃紋:沸出来、匂口深い華やかな互の目乱れに足、葉が入り、沸づいて砂流、金筋が働く。

特徴:肥前国住藤原忠広は初代忠吉の子で、父の没後、寛永10年(1633)から作品が見られ、寛永18年(1641)に29歳で近江大掾を受領した。終生忠吉銘は襲名せず、忠広と銘した。元禄6年(1693)に80歳で没するまで約60年にわたって作刀を行い、作品数が多く、作風も多彩である。切れ味が良く、大業物に指定されている。地鉄の美しさでは肥前刀随一と言われ、父忠吉に次ぐ名工と高く評価されている。

葵美術より一言:
年紀が入った忠広の作品は多くありませんが、本作は受領前の寛永15年紀が入っていて受領前の貴重な作品です。新刀ながら重要刀剣に指定されるだけあって、長寸で明るく冴えた見事な作品です。
本作は上州刀工図譜210頁に掲載されています。

第14回重要刀剣指定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形
上州刀工図譜(附出品刀図録)付き
日本刀剣保存協会高崎支部 編集責任者佐藤寒山

開始価格: ¥4,800,000

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終了時刻: 2025/05/03 (土) 10:30
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2025/04/26 (土) 12:28

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