入札履歴
オークション開始
2025/04/17 (木) 14:14 |
※ = 自動入札
刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)
銘:肥前国忠吉(八代)
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は肥前国忠吉(八代) としては上々作にランクされる作品です。
鎺: 金着二重鎺
刃長: 2尺2寸9分5厘(69.4cm)
反り: 6分5厘(1.97cm)
目釘穴: 1個
元幅: 3.07cm
先幅: 2.06cm
重ね: 0.52cm
刀剣重量: 685g
時代: 江戸時代安政頃
体配: 身幅重ね尋常で反りが浅くつき、鋒がのびる。腰樋を掻く。
地鉄: 梨地を思わせる精緻な小板目肌
刃紋: 沸出来匂口が深い直刃に荒沸がついて足・葉が柔らかく盛んに働く。帽子掃掛けて丸く返る。
特徴:八代忠吉は初代肥前国忠吉から始まる一家の八代目として鍋島藩工を務め、大砲の鋳造にも関わった。八代は後代忠吉のうちで最も出来の優れた名工と高く評価されている。
葵美術より一言: 本作は研磨もよく、地刃の働きをよくひきだしていると思います。詰んだ地鉄は梨地のようで、刃文は直刃ながら沸がからんで複雑な様相を呈した魅力的な作品です。拵えも品があって好ましいです。
拵:
鍔:円形の赤銅鐔
縁頭:赤銅魚子地に獅子を高彫りし、金色絵
鞘:黒呂色鞘
目貫:牡丹図
開始価格: ¥1,400,000
オークション開始
2025/04/17 (木) 14:14 |
※ = 自動入札