AS25015 脇差:無銘(兼延)(金象嵌)上脇毛下胴二ノ胴重二ツ胴切落(保存刀剣)(目貫:保存刀装具)

説明

脇差:白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)(目貫:保存刀装具)

銘:無銘(兼延)
(金象嵌)上脇毛下胴二ノ胴重二ツ胴切落 
万治三年八月廿九日
山野勘十郎
吉成所持是 
山野加右衛門知是              

鞘書:筑州住左
吉成所持是 山野加右衛門知是
万治三年八月日 同 勘十郎例之
脇毛下銅二つ胴 重ニつ胴

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(兼延)としては 上々作にランクされる作品です。
鎺:金着二重
刃長:49.4センチ
反り:1.0センチ
目釘穴:個
元幅:3.69センチ
先幅:3.41センチ
重ね:0.66センチ
刀剣重量:580 グラム
時代:室町時代初期頃
体配:身幅が広く重ねがっしりとした刀。鋒が大きく 伸びる。二筋樋を彫る。
地鉄:小板目肌よく錬れて精良な地鉄となる。
刃紋:沸出来、湾刃波紋となり、帽子長く、先小丸に返る。

特徴:本作は兼延の刀であったが(室町時代初期頃)その部分に金象嵌を入れた珍しい作品です。兼延は直江志津兼氏門、兼俊の弟と言われる。初代兼俊は康生頃で初めは美濃に居住していたがのちに尾州志賀に移住し、志賀関と言われた刀工であります。当初の鑑定では筑州住左と鑑定されましたがその後の審査では兼延と変わりました。がっしりとした素晴らしい作品です。

拵:
鍔:円形の赤銅地に草花図を彫る。
鞘:黒蝋色鞘。
縁頭:赤銅魚子地に菊の花を高彫りし金で色絵を施す。
目貫:赤銅地に菊の花を高彫りし金で色絵を施す。(保存刀装具:無銘(美濃))
小柄小刀:赤銅地に葡萄の図を金象嵌。

保存刀剣鑑定書
目貫:保存刀装具鑑定書
葵美術鑑定書:全身押し形




開始価格: ¥2,300,000

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終了時刻: 2025/04/23 (水) 10:30
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