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オークション開始
2025/04/04 (金) 16:00 |
※ = 自動入札
刀:白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)
銘: 無銘(古三原)
鞘書:寒山先生 古三原 大摺上無銘 寒山誌
古刀:鎌倉時代末期から南北朝時代
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は無銘 古三原 としては上作にランクされる作品です。
刃長:67.4センチ
反り:2.8センチ
目釘穴:3個
元幅:2.78センチ
先幅:2.14センチ
重ね:0.67センチ
時代:鎌倉時代末期から南北朝時代初期
体配:大摺上無銘で身幅、重ね尋常な反りが深く、切先が延びた体配の良い刀姿
地鉄:板目肌良く練れて地錵が付き杢目肌が混じり所々地景が入って精良な地鉄となる。
刃紋:錵出来直刃に小互の目乱れが混じり刃中、小足、葉が混じる
帽子、二重刃となり先やや掃掛となる。
特徴:三原派は備後国に居住した一派で、鎌倉末期に始まり、室町末期にわたって繁栄するが、
鎌倉末期から南北朝期の作を古三原と総称し、室町時代の物を末三原を称している。この地方には東寺や蓮華王院など大和中央の社寺の荘園が多く、三原派の作風に大和気質が窺えるのはこうした畿内中央との交流によるものと推測される。同派は各時代を通じて大和物の影響が見られ、直刃を主として僅かに乱刃があり、鍛えも板目に流れごころが有る。大和本国の物に比べては地刃の沸が弱いのが一般的で、鍛えには白け映りが立ち、板目の中に杢が目立って肌立ち、また匂口が締まりごころとなり、帽子も穏やかなのが特色と言える。本作は一見すると隣国の青江を彷佛とさせる出来である。特に地金は縮緬肌状となり魅力のある作品であります。
拵:
鍔:円形の透かし鍔に文様を彫る
縁頭:鉄地に菱形の文様を彫り素銅地で家紋を象嵌する。
鞘:黒石目地鞘
目貫:赤銅地で家紋を高彫りし金の色絵をほどこす。
保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し型
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