AS25006 刀: 無銘(伝 大和志津)(第37回重要刀剣)

説明

刀:白鞘入り(第37回重要刀剣)
銘: 無銘(伝 大和志津)

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は無銘(伝 大和志津)としては最上作にランクされます。

鎺:金着二重
刃長:2尺2寸6分(68.5cm)
反り:5分(1.5cm)
目釘穴:2個
元幅:3.12cm
先幅:2.3cm
重ね:0.77cm
刀剣重量:865g
時代:南北朝時代
体配:身幅広く反りが浅くつき、鋒が伸びた三つ棟の刀
地鉄:よく練れた板目肌に杢が交じり地沸がつき、肌目がよくみてとれて、地景が入る。淡い映りが現れる。
刃紋:小互の目、のたれ刃に足が入り、沸がからんで刃中砂流、金筋がよく働く。帽子小丸に浅く返る。

特徴:
大和志津とは本来は兼氏が濃州志津に居住する以前、包氏と銘していた頃の大和で作られた作を指し、現在では兼氏が美濃に移住した後も大和に残り包氏の名跡を継いだ者の作品も含む。出来は大和伝に相州や美濃の特徴が交じる。

葵美術より一言:
本作は地刃共に健全で、当麻あたりの作品にも似ていると感じます。古刀好きの方に好まれる出来だと思います。

第37回重要刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形

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2025/03/29 (土) 14:48

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