AS21722 短刀:水府住勝村徳勝作之(のりかつ)

説明

ご注文番号:AS21722
短刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)(拵え:特別保存刀装具)

銘:水府住勝村徳勝作之(のりかつ)
慶應四年八月日

新新刀:上作:
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 水府住勝村徳勝作之 としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:銀一重
刃長:21.3センチ
反り:0.0センチ
目釘穴:1個
元幅:2.32センチ
重ね:0.63センチ
刀身重量:140グラム
時代:江戸時代末期 慶応4年
体配:冠落風に製作した作品で
地鉄:柾目肌が流れて良く揃う地鉄となり刃中に金筋が働く。
刃紋:沸出来直刃明るくさえて刃中、金筋が働く。

特徴:水府住勝村徳勝は勝村彦六と称し水戸の藩士で徳宗の弟子で江戸に出て細川正義、固山宗次、運寿是一等と交わる。 柾目肌が得意で本作も同様である。柾目出来はおそらく徳宗の影響が強かったことと仙台の国包の影響があったと考えられます。事実の徳勝はほとんどが柾目出来の作品に終始して見事な作品を残しております。当時新新刀では水戸の市毛徳鄰、当然国包が入り、徳宗、さらに清人元々北国の住人であっただけに清麿の門にはいるも数年で清麿の自害によって門を去るも柾目出来に心を寄せて数十点ではありますが柾目出来の見事な作品を製作しております。 徳勝も同様に柾目出来を数多く製作しております。柾目出来は大変難しかったと考えられ現在では法華三郎氏が東北で製作をされておられます。

拵:江戸時代に製作された拵えです。
縁頭:栗型:鉄地に波の紋様を高彫りし波の飛沫を金で表す
鞘:焦げ茶色の鞘の鐺を長く銀で長く製作する

葵美術より一言:冠落とし風の作品で柾目が揃い出来の優れた作品です。拵えは単調でありますがしっかりと出来ております。小柄、笄はついておりません。是非お勧めしたい柾目出来の作品です。
現在特別保存に合格しております。

特別保存刀剣鑑定書
拵え:特別保存刀装具
葵美術評価鑑定書:全身押し形



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2022/02/04 (金) 12:40

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