AS21691 短刀:備州長船住横山祐包 友成五十八代孫(初代)

説明

ご注文番号:AS21691
短刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘: 備州長船住横山祐包 友成五十八代孫(初代)
明治二年八月日 應渡辺守富好鍛之

新新刀: 上作:備前                   
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は備州長船住横山祐包としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:素銅地二重鎺
刃長:23.4センチ
反り:0.5センチ
目釘穴:1個
元幅:2.82センチ
重ね:0.8センチ
刀身重量:230グラム
時代:明治2年
体配:身幅、重ねしっかりとした作品。やや短めな短刀。
地鉄:小板目肌実に良く練れて地沸がつき綺麗な肌目となり
生刃が残る。
刃紋:刃区より直刃匂い出来となり大きく花模様となり、
回りは匂口が深く帽子小丸に変える。

特徴:横山祐包58代孫と銘を切る、これは単に備前刀の友成から数えて950年(58代)と命名したと考えられます。 
横山一門といえば独特の横山丁子を焼いて一世を風靡した刀工であります。従来の刀工が作り出した丁子と全く違う独特の波紋を焼くのは正に破天荒だといえます。

拵:古い生地を巻き、鳥を彫り金色絵をほどこす。
裏面は素銅地に数珠を描く。
縁頭:小柄・笄・鐺: 素銅地に五葉を彫り、黒の色絵をほどこす。
鞘:錦絵を鞘に巻く

葵美術より一言:横山丁子の作品を製作したのはおそらく横山祐永、もしくはもう1代前の刀工かもしれません。この一派の華麗な刃紋は多くの職人に気に入られ、多くの門人を育て上げたと言われております。焼刃が強く匂絞りたる小丁子乱れははっきりとした刃紋となり、一文字写とは大きく異なっている。出来の良い品物ですので是非お勧めしたいです。拵えもなかなか出来が良いです。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形 鶴田文佳

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2022/02/01 (火) 13:13

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