AS10052 脇差:兼包作(関)(かねしげ)

説明

ご注文番号:AS10052
脇差:拵え入り(保存刀剣)

銘:兼包作(関)(かねしげ) 
永禄十年二月吉日

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は兼包作としては上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:素銅地一重
刃長:33.6センチ
反り:0.6センチ
目釘穴:1個
元幅:2.625センチ
重ね:0.57センチ
刀身重量:210グラム
時代:室町時代末期頃
体配:やや長めで反りが深い体配。美濃物に多い形です。
地鉄:板目肌に柾目肌を交え白気映りが現れる
刃紋:沸出来互の目乱れに尖互の目を交えて物打ち近辺から乱れこむ。

特徴:兼包は美濃の刀工で表裏の刃紋が揃い村正風の刃紋の形態となります。
かなり沈み込み切れ味の良さを思わせる作品です。

拵:
鍔:赤銅地木瓜形鍔を耳を立ち上げて印名で「時」「墨」と描く。表には老人を高彫りし一部に金色絵を施し、裏に箒と印名を描く。
縁頭:真鍮地に鶴と亀を高彫し金色絵をほどこす。
鞘:漆で高彫りをほどこす。
目貫:牡丹と思われる花を高彫し金色絵をほどこす。

葵美術より一言: 中心に美濃独特の線模様を入れて、独特の細やかな銘を刻んでいます。恐らく縁起を担いだ鶴と亀の図柄がなんともめでたく、出来が良いのでお勧めいたします。

保存刀剣鑑定書(※近日発行予定)
葵美術評価鑑定書:全身押し形

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2022/01/28 (金) 09:37

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