AS21648 刀：湧水子貞吉僅作(無鑑査刀匠)

ご注文番号：AS21648
刀：白鞘入り(保存刀剣)

銘：湧水子貞吉僅作(無鑑査刀匠)
昭和四十六年初夏
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は湧水子貞吉としては上作にランクされる作品です。
研磨済み　上々研磨
はばき：金着二重
刃長:75.8センチ
反り:2.3センチ
目釘穴:1個
元幅:3.23センチ
先幅:2.37センチ
重ね:0.68センチ
刀身重量:820グラム
時代:昭和46年
体配：身幅が広く重ね厚く反りが深くつき、
切先がのびた体配の良い作品。
刃紋：沸出来、匂口の深い互の目乱れとなり帽子乱れこんで返る。

特徴：無鑑査である湧水子貞吉は月山貞勝の元で学び三島に戻るとあらゆる作品に挑戦していきました。本名は榎本貞一で徳島県の刀工であり昭和３年から月山貞勝に学び刀剣界の最高位である無鑑査刀匠として成功を収める。人間国宝であった高橋貞次とも交流があり多くの技術を学んだと言われている。

葵美術より一言　研磨もしっかりと行われ鎺も金着二重の作品で一見すると左文字あたりを狙って製作したものと思われる。

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書：全身押し形