AS21592 刀:肥後国住赤松太郎兼嗣兼裕合作

説明

ご注文番号:AS21592
刀:白鞘入り、拵え付き

銘:肥後国住赤松太郎兼嗣兼裕合作     
平成二十七年初春

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は肥後国住赤松太郎兼嗣兼裕合作としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:素銅一重
刃長:73.6センチ
反り:2.0センチ
目釘穴:1個
元幅:3.29センチ
先幅:2.5センチ
重ね:0.68センチ
刀身重量: 825グラム
時代:現代 2015
体配:身幅が広く重ね厚く反り適度につき
大切先となる健全な作品で生刃が残る。
地鉄:小板目肌良く詰んで無地風の地鉄となる。
刃紋:小沸出来、匂い出来風の丁子乱れに互の目乱れが混じり、
刃中に金筋が働き、帽子乱れ込んで丸く返る。

特徴:本作は肥後国住赤松太郎兼嗣と兼裕兄弟合作刀で赤松太郎兼嗣は昭和二十六年生まれの熊本県八代の刀匠。
本名を木村兼定という。父である木村兼重に学んだ。昭和六十一年に熊本伝統工芸に指定された。
赤松太郎は、兼嗣を筆頭として兼裕、兼照、その他の門人を育成している。
全ての刀工は赤松太郎と銘を付け清麿写しには定評がある。
自家製鉄により玉鋼を制作して作刀を行う為、現在通常制作された玉鋼とはやや趣きが異なる。
本作は大変迫力のある作品で出来優れた一文字を狙った傑作です。

赤松太郎兼裕の本名は木村馨と称し、昭和36年に熊本で生まれ、熊本県八代市に於いて制作されておられます。 特に清麿写しの作品が多く、出来は豪壮な身幅広く大切先となる作風は海外からも注目を浴びておられます。新作刀展に於いては優秀賞、努力賞を獲得しております。兄弟には兼嗣、兼照がおり、自家製鉄で刀剣を制作している為、通常の刀剣博物館で制作したたたら製鉄とはかなり異なり黒味を帯びた九州地金となります。 

拵:
鍔:円形の鉄鍔の耳に紋様を金で色絵をほどこす
縁頭:素銅地に植物の紋様を彫る
鞘:焦茶色の石目地地鞘   現代
目貫:鶴の図柄を高彫し金で色絵をほどこす

葵美術より一言 本作は肥後国住赤松太郎兼嗣と兼裕兄弟合作刀で常に見る大振りの作品とはことなり体配がよく明るく冴えた作品で懸命の兄弟で製作した作品と考えます。通常刀剣博物館で製作したたたらの玉鋼を使用しますが彼らは自家製鉄にこだわり独自な製法で製作された玉鋼で日本刀を製作している為出来上がった作品はどこか異なっております。本作は拵えつきですので直ぐにでも居合や鑑賞が出来ますので背の高い方にはお勧めいたします

葵美術評価鑑定書:全身押し形

終了したオークション

入札がなかったため、オークションの期限が切れました

商品カテゴリー: ,

入札履歴

このオークションは終了しました。

入札がなかったため、オークションの期限が切れました
オークション開始
2022/01/23 (日) 09:22

※ = 自動入札