AS21104 刀：石堂輝秀作

ご注文番号：AS21104
刀：白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)

銘：石堂輝秀作

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は石堂輝秀 としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき：銀一重
刃長:66.5センチ
反り:1.6センチ
目釘穴:2個
元幅:3.07センチ
先幅:2.23センチ
重ね:0.63センチ
刀身重量: 705グラム
時代：昭和
体配：身幅が広く重ね厚く反りが適度につき
鋒が伸びた体配の良い作分です。
地鉄：小板目肌よく摘んで地沸が付き精良な無地肌となる。
刃紋：小沸出来丁子乱れに足が入り帽子丸く返る

特徴：石堂輝秀は埼玉県の刀工で名門石堂家の10代目に当たり７代目は著名な石堂運寿是一である。10代輝秀は戦時中は軍刀を製作し戦後はカンナの製作に精を出した。　彼のカンナの切味は良く大工さんに取っては幻の作品として高額で取り引きされていたようである。

拵：
鍔：鉄地に梅の図柄を高彫りした　肥後鍔
縁　赤銅地で花の紋様を高彫りする。：頭：角
鞘：変わり塗り鞘
目貫：素銅地に獅子と龍の戦う様子を高彫し金で色絵をほどこす
　
葵美術より一言：石堂輝秀は石堂運寿是一の１０代目にあたり戦後はカンナ職人として活躍し大工職人としては是非保有してみたい物として大切にされたものです。本作は戦時中に制作された作品で体配がよくまた研磨も戦後しっかりと成された作品です。保存刀剣に合格しております。　鎬地に小錆があります。
　
保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書：全身押し形