AS21615 短刀:帝室技芸委員宮本包則米作

説明

ご注文番号:AS21615
短刀:白鞘入り(保存刀剣)

銘: 帝室技芸委員宮本包則米作
大正六年三月日為村山鍼太郎君

鞘書:帝室技芸委員宮本包則米作
大正丁◯八月  ◯忠誠題

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は帝室技芸委員宮本包則米 としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着一重
刃長:21.5センチ
反り:0センチ
目釘穴:1個
元幅:2.2センチ
重ね:0.48センチ
刀身重量:115 グラム
時代:大正6年3月日
体配:身幅重ね尋常な体配の良い平造の短刀。
地鉄小板目肌よく練れて地沸が現れ、よく詰んだ地鉄となる。
刃紋:沸出来、直刃。帽子丸く返る。

特徴:宮本包則は天保元年(1830)に伯耆国(現在の鳥取県)に生まれた。二十二歳で備前の横山祐包に入門。七年後に刀工銘包則を貰って帰郷し、鳥取藩家老の抱工となった。文久三年(1863)に京へ上り開業。慶應二年(1866)に有栖川宮の命により孝明天皇の御剣を鍛え同年能登守を受領。戊辰の役に従軍し、江戸城落城後に京に戻り、伏見稲荷の三ツ峰で明治天皇の御剣や短刀を鍛えた。明治十九年(1886)に伊勢神宮へ奉納する太刀の鍛刀を拝命し東京へ移り、靖国神社の境内にて作刀した。続いて正倉院宝剣の模作も行っている。
孝明天皇、明治天皇、大正天皇、昭和天皇に加え、秩父宮、高松宮、三笠宮をはじめとする宮家の守刀を製作。明治三十d九年(1906)に月山貞一と共に当時芸術界最高の名誉であった帝室技芸員となった。大正十五年(1926)十月に九十七歳で没した。

葵美術より一言:この短刀は村山鍼太郎氏のために製作されて短刀で地鉄の良い作品で尋常なる作品と言えます。
       
保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形 鶴田文佳


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2022/01/18 (火) 09:56

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