AS21407 大小:丹後守兼道

説明

ご注文番号:AS21407
大小:

———————–

大:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)
銘:丹後守兼道 

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は丹後守兼道としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み上々研磨
はばき:金着一重
刃長:69.3センチ
反り:1.8センチ
目釘穴:1個
元幅:3.23センチ
先幅:2.4センチ
重ね:0.7センチ
刀身重量: 780グラム
時代:江戸時代天和の頃
体配:身幅が広く重ね厚く反りやや深くつき鋒がのびた体配の良い作品。
地鉄:小板目肌よく練れて地沸がつき肌目が見て取れ綺麗な大阪地鉄となる。
刃紋:沸出来、刃区より直刃、その先匂口の深い高低のある互の目乱れ・濤乱刃となり刃中、
砂流、金筋が働くとなる。
帽子:丸く匂口深く返り焼き下げる。

特徴:丹後守兼道の初代は京二代吉道の次男で寬文12年70歳で亡くなる。
本作はその二代銘のあたり三品喜平次と称し元禄年間に東武へ下る。初代二代ともに作風は
 簾刃や濤乱刃、丁子乱れなどをこなす。  

拵:
鍔:8角形の赤銅地に7個の丸型と長方形7個を透かした鍔
縁頭:四分一地にグリ彫りをほどこす。
鞘:変わり塗り鞘
目貫:金無垢で龍の図柄を高彫りする。

葵美術より一言:丹後守兼道は摂津の刀工で京丹波の流れを汲んで丹波守吉道の簾刃をも得意として
     丁子刃、匂口の深い大互の目乱れ濤乱刃を得意としてかなり技量の高い刀工と言えます
     本作は得意の匂口の深い互の目、大互の目、濤乱刃を焼き上げ刃中の働きがよく砂流
     金筋が働き最上級の作品と言えます。
———————–

小:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)
銘:丹後守兼道

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は丹後守兼道 としてはに最上作ランクされる作品です。
研磨済み 上々研磨
はばき:銀二重
刃長:1尺8寸(54.55センチ)
反り:4分(1.212センチ)
目釘穴:1個
元幅:3.4センチ
先幅:2.7センチ
重ね:0.8センチ
刀身重量:695グラム
時代:江戸時代天和の頃
体配:身幅が広く重ね厚く反りやや深くつき鋒がのび太体配の良い作品。
地鉄:小板目肌よく練れて地沸がつき肌目が見て取れ綺麗な大阪地金となる。
刃紋:沸出来、刃区より直刃、その先匂口の深い高低のある濤乱刃となり刃中、砂流、金筋が働くとなる。
帽子:丸く匂口深く返り焼き下げる

特徴:丹後守兼道の初代は京二代吉道の次男で寬文12年70歳で亡くなる。
本作はその二代銘のあたり三品喜平次と称し元禄年間に東武へ下る。初代二代ともに作風は簾刃や濤乱刃、丁子乱れなどをこなす。  

鍔:八角形の赤銅地に7個の丸型と長方形7個を透かした鍔
縁頭:四分一地にグリ彫りをほどこす。
鞘:変わり塗り鞘
目貫:金無垢で龍の図柄を高彫りする。
小柄:赤銅魚子地に12枝の動物を高彫し金で色絵をほどこす 
子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の総称である

葵美術より一言:本作はどっしりとした大脇差で身幅が広く重ね厚く反り適度につき大鋒となる。
肉置きがよく蛤の表面を触ったような丸みを帯びた肉置きでその姿は健全無比といって良い作品です。
地金もよく刃紋は濤乱刃となり文句の付け所のない素晴らしい作品です。

本作の大小セットの作品は大が丹後守兼道、小も丹後守兼道としっかりとした最上級の作品です
 どちらも匂口の深い大互の目、濤乱刃をよく焼き上げております。 当時大阪で著名な助広に
 刺激を受けて制作したと考えられます。 出来は最上級の濤乱刃を焼き上げております。特に脇差の出来が群を抜いてよくできております。
是非お勧めしたい大小の作品です。 拵えもよくできております。時代が若いと感じますが、よくできた小道具を使用しております。

———————–
特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定:全身押し形


大(刀)

———————–
小(脇差)

終了したオークション

入札がなかったため、オークションの期限が切れました

商品カテゴリー: , ,

入札履歴

このオークションは終了しました。

入札がなかったため、オークションの期限が切れました
オークション開始
2022/01/13 (木) 11:31

※ = 自動入札