AS21567 短刀：平長盛

ご注文番号：AS21567
短刀：白鞘入り、拵え付き（特別保存刀剣）

銘：平長盛　

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は平長盛としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み　上々研磨
はばき：素銅地
刃長:27.8センチ
反り:0.3センチ
目釘穴:2個
元幅:2.79センチ
重ね:0.48センチ
刀身重量: 220グラム
時代:室町時代末期頃1457年 宝徳頃
体配：やや身幅が広く重ね三つ重ねとなり
先反りがあり表には剣と爪を彫る。
地鉄：板目肌に杢目肌を交え地沸がよく突き地景が入る。
刃紋：沸出来丸みを帯びて明るく返り小足が入り帽子、丸く返り、先掻流す。

特徴：平長盛は室町時代前期から後期にかけて活躍する刀工群で出来が素晴らしく肌目がよく見て取れる。

拵：
鞘：鰄鞘
縁頭：赤銅魚子地に龍や動物を高彫りし金色絵を施す
鍔：素銅地に魚子風の紋様を入れて船と思われる図形に旗などをつける
目貫：耳を長く広げた図柄に金色の線を高彫り透かす
小柄　茶色の巣柄の竹を模して彫り竹の葉を透かし地面の中に蜘蛛が待っている図柄を高彫りする
小刀：伏見文　四郎包船

葵美術より一言　:本作の平長盛　は一級品です。出来が素晴らしくまた脇差拵えが極めてよくできております。是非お勧めしたい最高の作品です。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書：全身押し形　鶴田文佳