AS21599 刀:源盛吉延寿宣次作之 源盛吉(無鑑査)

説明

ご注文番号:AS21599
刀:拵え入り

銘:源盛吉延寿宣次作之 源盛吉(無鑑査)
平成二年十月日

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 源盛吉延寿宣次作之 としては上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着二重
刃長:74.6センチ
反り:2.4センチ
目釘穴:1個
元幅:3.69センチ
先幅:2.63センチ
重ね:0.72センチ
刀身重量: 975グラム
時代:現代
体配:身幅が3.68cmと広く重ね厚く表裏に棒樋を彫り反りやや深くつき大きっ先となる。
地鉄:板目肌よく練れて地沸がつき地景が働く
刃紋:沸出来、匂口の深い互の目乱れ丁子乱れ風に働き足よく入り、刃中、砂流、金筋
が盛に働く。帽子、火炎風に掃掛る。

特徴:谷川盛吉(本名松吉)は大正九年(1920)生まれ、熊本の八代市の刀匠で、昭和九年(1934)に金剛兵衛盛高靖博に入門。
さらに盛高師が八代に迎えた延寿太郎宣繁に学ぶ。昭和十六年(1941)に師盛高靖博より「延寿宣次源盛吉」を受名。昭和二十七年(1952)栗原彦三郎の呼びかけに応じ、サンフランシスコ講和条約の締結を記念して三百振りが製作された講和記念刀の一部を製作。昭和二十九年(1954)に作刀承認を受ける。第一回作刀技術発表会から連続出品。昭和五十三~五十四年(1978~1979)頃に源清麿写で名声を高めた。昭和六十年(1985)には無鑑査刀匠となる。迫力の有る相州伝の傑作を残し、平成二年(1990)に七十歳で没した。

拵:現代製

葵美術より一言谷川盛吉は近代の名人として知られ文化庁長官賞、薫山賞。会長賞、毎日新聞社賞、寒山賞など数々の賞を獲得
したのち昭和六十年(1985)には無鑑査刀匠となる。常に豪壮な作品を制作し九州熊本の伝統を守り自家製鉄を利用して制作 に励んだ刀工でした。 本作は清麿が挑んでいた大左を目指して制作したと考えられ、地金の良さと匂口の深い刃紋のは激しい互の目乱れに足がよく働き金筋が盛に働くこの作品はおそらく息子の寿宣次が亡くなる父親の為に遺作として残した作品に銘を入れたと考えられる。

葵美術評価鑑定書:全身押し形


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2022/01/05 (水) 10:12

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