AS21665-刀:三池住四郎国治作

説明

刀:拵え入り
銘:三池住四郎国治作
                    
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は三池住四郎国治としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
ハバキ:銀一重
登録証番号: 福岡県88203
交付年月日:昭和60年5月16日
刃長:74.2センチ
反り:1.4センチ
目釘穴:1個
元幅:3.24センチ
先幅:2.43センチ
重ね:0.66センチ
重量:800グラム
時代:現代
体配:身幅が広く重ね厚く長寸で
切先が延びた作品で表裏の棒樋を彫る。
地鉄:小板目肌良く詰んで小板目肌に柾目が混じり
地錵が付き肌目が良く見てとれ細かな地景が働く。
刃紋:匂出来風の刃紋で互の目乱れに丁字乱れが混じり
匂口やや深く足良く刃入り帽子、乱れ込む。

特徴:三池住四郎国治は本名小宮国治と称し、昭和4年に福岡県大牟田で生まれる。
師匠は彼の父で有名な四郎國光です。父親から刀剣制作技術を学び
新作名刀展では数多くの賞を獲得しております。
本作は一見すると横山一派の傑作のも見え出来も酷似しております。
地金は小板目肌に柾目に流れ細かな地景が入って肌目が良く見てとれます。
刃紋は新々刀の上作に紛れる作品でとても現代刀とは思えない傑作刀です。
高級居合刀として鑑賞刀としてお薦めしたい作品です。  

拵:
鍔:波千鳥と称される図柄か、透かし彫りを見事に制作する。
縁:素銅地に編目模様を入れる
頭:角。
鞘:黒呂色鞘
目貫:赤銅地で龍の図柄を高彫りし金の色絵をほどこす。

葵美術より一言:一見すると新々刀の横山一派にも見える作品で
地鉄が小板目肌に細かな地景が入り、中々出来が良い。 
表裏に棒樋が入り重量も800グラムと適度な重量をしております。
拵えもまずまずでお薦め出来る作品です。

葵美術評価鑑定書
全身押し形

落札価格:¥450,000

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入札履歴

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最高入札者 : alfandar

alfandar
2022/01/03 (月) 11:20
¥450,000
オークション開始
2021/12/29 (水) 09:46

※ = 自動入札