AS19297-短刀:無銘(土佐吉光)

説明

短刀:拵え入り(保存刀剣)
銘: 無銘(土佐吉光)

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(土佐吉光)としては上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:素銅地一重
刃長:22.8センチ
反り: 内反り 0.2センチ
目釘穴:1個
元幅:2.15センチ
重ね:0.8センチ
刀身重量160: グラム
時代:室町時代文明の頃 1469年
体配:身幅尋常で重ねががっしりと鎧通しを思わせる作品です。
地鉄:板目肌よく練れて肌立ち流れ地錵が付き肌立つ地金となる。
刃に沿って棒状の移りが現れる。
刃紋:小錵出来で木直刃やや締まり帽子丸く返る。

特徴:土佐吉光の初代は鎌倉時代末期から始まり
七代文明迄続く名門の刀工群であります。
一般的に室町時代にはいると厚手のがっしりとした作品が多く
鎧通しと称される作品となります。

拵:縁頭、鐺、栗形 一作
鍔:赤銅地に松の木の下で布袋様が軍配を持ち裏には松の木を彫る
縁頭:鐺:栗形: 赤銅地に牡丹と思われる図柄を彫る
鞘:朱と栗と青貝散らしを入れた変わり塗鞘
目貫:獅子の図柄を金無垢(?)で高彫りする。
但し左右の目貫の獅子が異なる図柄
小柄:赤銅魚魚子地に獅子と牡丹を高彫りし金の色絵をほどこす。

葵美術より一言:土佐の吉光は時折山城の吉光と間違われて所蔵されているのを見かけますが土佐の吉光は
やや小振りで重ねが厚いのが特色となっております。
一方藤四郎吉光は山城の刀工で短刀としてはほとんど見る事もない大名家の作品となります。
本作の短刀は重ねの厚さから土佐の吉光となります。
がっしりとした重ねの厚い鎧通しと言われる作品で
主に室町時代に入ってからの作品が多くなりました。

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形


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2021/12/25 (土) 10:40

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