AS21594-脇差:播磨守藤原輝広作(3代)

説明

脇差:白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)
銘:播磨守藤原輝広作(3代)                     

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は播磨守藤原輝広 としては上作にランクされる作品です。
新刀:中上作:安芸
研磨済み
はばき:銀一重
刃長: 36.7センチ
反り:1.3 センチ
目釘穴: 1個
元幅: 3.02センチ
先幅: 2.28センチ
重ね: 0.6センチ
刀身重量: 385グラム
時代:江戸時代寬文の頃
体配:鎬地の部分を大きく削ぎ落とした珍しい体配で
身幅、しっかりとして、反りが深く鋒が伸びる。。
地鉄:板目肌肌立ち、地沸がつく。
刃紋:小沸出来締まりごころの波の波動をおもわせる
互の目乱れとなり帽子大きく丸く先小丸に返る。

特徴:輝広の初代は慶長頃で作品は極めて少ないが、
本作は3代目が作ったものである。
その後も13代までの間一門を継続する。

拵:
鍔:木瓜型赤銅魚子地鍔に表裏一面に扇の紋様を高彫し金で色絵をほどこす
縁:赤銅魚子地に稲穂と鳥を高彫し金で色絵をほどこす
頭:鉄地に植物の葉を高彫りする。
鞘:卵の殻を細かく砕いて製作した見事な鞘
目貫:表には赤銅で虎の図柄を、裏には素銅で龍を高彫りをほどこす
小柄:赤銅魚子地にキノコなどを高彫し金で色絵をほどこす
小刀:長吉造と銘がある

葵美術より一言:播磨守藤原輝広三代の作品で波の紋様を思わせる作品です。 拵えは見事な卵の殻を利用
して製作した作品で製作にかなりの時間を要すると考えられます。 使用されている小道具
もしっかりとしており是非お勧めしたい作品です。

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形


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2021/12/18 (土) 10:08

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