AS21394 脇差:播磨大掾藤原忠国(初代)

説明

ご注文番号:AS21394
脇差:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘:播磨大掾藤原忠国(初代)

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 播磨大掾藤原忠国としては上々作にランクされる作品です。
新刀:業物:上作:肥前
研磨済み
はばき:金着一重
刃長:51.7センチ
反り:1.1センチ
目釘穴:1個
元幅:2.69センチ
先幅:2.02センチ
重ね:0.59センチ
刀身重量: 475グラム
時代:江戸時代慶安の頃 1648年
体配:身幅、重ねしっかりとして反りやや深くつき
鋒がのびた体配の良い作品
地鉄:小板目肌よく練れて詰み地沸がついて綺麗な小糠肌
すなわち肥前地金となる。
刃紋:匂口の深い互の目乱れ明るく冴えて、
青い空に浮かぶ入道雲を思わせる風情で刃中、砂流、金筋が働く
帽子、乱れ込んで先小丸に返る

特徴:初代播磨大掾忠国は初代忠吉の弟子である相右衛門広貞の次男で橋本六郎左衛門と称し兄には国広がいる。播磨大掾を冠したもので最も年代の古いのは寛永13年であるところから、播磨大掾を冠したのはそれ以前であることがわかります。のちに播磨守に変わる。 彼は佐賀鍋島家三支藩の小城藩に抱えられ小城藩工として活躍をし晩年は入道して休鉄と称した。

拵え:
鍔:木瓜形の山金鍔に波の図を彫り金で色絵を施す。
目貫:赤銅地に鶏の図を高彫し金で色絵をほどこす。
縁頭:赤銅魚子地に茄子の図を高彫し金で色絵をほどこす。銘:正国(花押)
鞘:黒呂色鞘
小柄小刀:赤銅魚子地に伊勢海老の図を高彫し金で色絵をほどこす。

葵美術より一言:本作は播磨大掾藤原忠国の傑作品で真っ青な青空に浮かぶ入道雲の風情で砂流、金筋が働いており明るく冴えております。 特に差裏の刃中に働く長い金筋をみておりますと
現代と全く変わらない当時の景色を想像できるのです。
あくまで私見を言わせていただければ播磨大掾藤原忠国、河内大掾正廣、河内守正廣などの刀工はもっと評価されて良いと考えます。新刀上々作、最上作ににランクされる作品と考えます。
眺めていて飽きのこない作品で是非お求めください。

時代背景:1637年 寛永14年 島原の乱 江戸時代初期の肥後国天草の百姓一揆
1637年 寛永16年 ポルトガル船の来航禁止

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形



落札価格:¥650,000

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入札履歴

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最高入札者 : Aeneas

Aeneas
2021/12/23 (木) 01:27
¥650,000
オークション開始
2021/12/16 (木) 09:04

※ = 自動入札