AS21257 脇差:丹波守吉道(京初代)

説明

ご注文番号:AS21257
脇差:白鞘入り(特別保存刀剣)

銘:丹波守吉道(京初代) 

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 丹波守吉道(京初代) としては上々作にランクされる作品です。
新刀:上作:良業物:山城
研磨済み
はばき:銀一重
刃長: 49.3センチ
反り: 1.0センチ
目釘穴:2 個
元幅:3.01 センチ
先幅:2.38 センチ
重ね:0.58 センチ
刀身重量:515 グラム
時代:江戸時代 元和の頃
体配:身幅、重ねしっかりとして反りやや深くつき
鋒がのびた体配の良い作品です。
地鉄:小板目肌良く寝れて流れ地沸がつき綺麗な山城地鉄となる。
刃紋:沸出来、刃区より長めの直刃を焼き
匂口深く、その先匂口の深い互の目乱れを焼き
簾刃を思わせる刃紋となり刃中、砂流、長い金筋が働く。
帽子:三作風となり先、掃掛となる。

特徴:美濃兼道の三男で父 兼道及び伊賀守金道、和泉守金道、越中守正俊と共に上京し寛永11年頃まで製作する。文禄4年丹波守を受領する。京都においては大いに活躍し兄である伊賀守金道と共に京5番鍛治を拝命し初代は菊紋を冠せずに作品は極めて少ない二代以京丹波は降茎に菊紋を刻むことを許される。 大阪丹波は主流でない為菊紋を彫ることができない
銘の切り方が帆掛け船に似ているところから帆掛丹波と呼称されております。

葵美術より一言:京丹波初代の作品で作品は大変少ない。 彼の父親である美濃の兼道、息子と共に京都に上京し努力をしながら活躍し京5番鍛治まで上り詰めた刀工である。  本作は多少の区送があるが身幅もあり簾刃と思われる刃紋の片鱗が感ぜられその後2代以降の作域に大いに影響を与えたと考えられ、京丹波初代が創意工夫を持って簾刃を製作したと考えられます。滅多に出てこない初代京丹波守吉道の傑作をお求めください。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形


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オークション開始
2021/12/12 (日) 10:08

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