AS21426 短刀:兼鶴

ご注文番号：AS21426
短刀:白鞘入り(保存刀剣)

銘:兼鶴

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 兼鶴としては上作にランクされる作品です。
室町時代 天正 良作
研磨済み
はばき:金着一重
刃長:27.6センチ
反り:0.2センチ
目釘穴:1個
元幅:2.65センチ
重ね:0.58センチ
刀身重量:190 グラム
時代:室町時代末期
体配:身幅広く重ね厚く表裏に棒樋を彫り
多少先反りのある末関の典型的な作品
地鉄小板目肌よく練れて肌立ち
刃紋:沸出来互の目乱れに尖互の目が混じり
足が働き帽子小丸に尖心に返る。

特徴:本作は表裏の刃紋がよく揃い一見すると村正とも思わせる作品です。兼鶴は室町時代最末期から安土桃山時代の作品です。当時は戦国時代で刀の需要が高く、短刀はそれに比べてあまり造られなかった。余程大切に扱われてきたと考えられ目釘穴1個に鮮明な銘が彫られております。是非お勧めした天正期の兼鶴の作品です。

時代背景:1573年

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形