AS21173 刀:月山

説明

ご注文番号:AS21173
刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘:月山

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 月山 としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着一重
刃長:71.0センチ
反り:2.0センチ
目釘穴:2個
元幅:2.93センチ
先幅:2.0センチ
重ね:0.61センチ
刀身重量: 590グラム
時代:室町時代初期頃
体配:生茎で目釘穴1個、身幅、重ね、尋常な
反り中程から先にかけて反りが深くつき鋒尋常な姿をした作品です。
地鉄:月山肌肌が良く見て取れ地沸がよく付き
時代の古さを感じさせる。
刃紋:直刃できに小足が所々入り明るく冴えた刃となる。

特徴:月山は奥州月山近辺で活躍した刀工群で独特な月山肌を特徴として室町時代初期から末期まで活躍するが
江戸期に入るとその流派は勢いがなくなり自然消滅をしてしまった。

拵:
鍔:赤銅地に鯉が泳ぐ姿を高彫し金で色絵をほどこす。   
銘:菊池政克。菊池政克は江戸時代後期の鍔工です
縁頭:赤銅魚子地に荒れる海に浮かぶ船の中で鎧武者が戦う場面を赤銅で高彫し金で色絵をほどこす
鞘:黒呂色鞘
目貫:弓と矢を赤銅で高彫し金で色絵をほどこす
鞘:黒呂色鞘に表には鳳凰、裏には花の図柄を金で色絵をほどこす。

葵美術:山形県の中部にある高さ1980メートルの月山は古くから羽黒山伏の修練の場でありました。御室から湯殿山に少し下がると鍛冶小屋または鍛冶屋敷と呼ばれるところがある。月山鍛冶の遺跡として奥細道などの紹介されております。  しかしながらこの山には砂鉄も産しないので普段は他の地で刀を制作し祈願の為にこの鍛冶屋敷が使用されたと考えられる。月山と銘を切るのは室町時代初期頃からで年紀はきらない。年季を切るのは降って室町時代中期と言われております。この に綾杉肌は江戸時代になると完全になくなり江戸時代末期月山貞一が月山肌を出す為に苦労を重ね綾杉肌を制作することに成功したのである。 この技法は月山貞勝に伝承され現在でも流派の秘密として大切に守られている。私見では反りの具合茎の古さから古月山と見てとれ室町時代初期の作品と考えられます  拵えは豪華は鞘の金で色絵を施し鍔は豪華な菊池政克の鯉の図柄を赤銅地に高彫し金で色絵をほどこし縁頭、目抜きは戦う侍の図柄と申し分ない作品です。ぜひこの古月山の在銘間違いない作品を是非お勧め致します。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形



落札価格:¥1,300,000

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入札履歴

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最高入札者 : Aeneas

Aeneas
2021/12/12 (日) 01:28
¥1,300,000
オークション開始
2021/12/05 (日) 10:27

※ = 自動入札