AS21610-刀:無銘(八幡山清平)

説明

刀:白鞘入り(保存刀剣)(委託品)
銘:無銘(八幡山清平)

新刀:中上作:業物:加賀
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(八幡山清平)としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着一重
刃長:69.1センチ
反り:1.0センチ
目釘穴:3個
元幅:3.18センチ
先幅:2.18センチ
重ね:0.67センチ
時代:江戸時代 万治の頃
体配:摺上げ、無銘で身幅が広く重ね厚く
反りやや浅く切先の延びたがっしりとした作品
地鉄:板目肌に柾目が混じり地錵が良く付き
地景が入り地鉄が良く見て取れる。
刃紋:錵出来匂口が深く足が入り
刃中、激しく砂流、金筋が働く。
帽子:同様に乱れ込んで掃掛る。

特徴:本作は大摺上げ無銘であるが、八幡山清平と極められた作品です。
清平は辻村五郎左衛門と云い、甚六兼若四男で万治2年に東武に移住する
又相州小田原においても制作する。小田原八幡山と切る作品は
小田原に移住した時からこの様な銘を入れる。

葵美術より一言:本作は無銘ながら八幡山清平と極められた作品です。 
一見すると古刀の南北朝期の志津、為継を思わせる作品です。 
恐らく出来が優れていた事で宗であった作品を古刀、
相州伝に見せて摺上げ無銘にした作品と考えられます。
景色の多い作品で地金が良く練れて肌立ち
地景が入る強い地金となり刃中の刃働きも砂流、金筋が良く働き
飛び焼きが入るなど古刀、相州伝を思わせる見事な作品と言えます。

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形

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オークション開始
2021/12/03 (金) 11:31

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