AS21465-刀:無銘(兼法) 

説明

刀:白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)
銘:無銘(兼法) 

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 無銘(兼法)としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着一重
刃長:69.1センチ
反り:1.2センチ
目釘穴:2個
元幅:3.12センチ
先幅:2.43センチ
重ね:0.59センチ
刀身重量: 665グラム
時代:室町時代末期
体配:擦り上げ無銘の刀で身幅が広め
重ね厚く反り適度につき鋒がのびた室町時代末期から安土桃山時代のしっかりとした作品で表裏に棒樋と添樋を彫る。
地鉄:板目肌練れて肌立ち、地沸がつき地景が入る。
刃紋:沸出来やや匂口の深い互の目乱れに尖互の目乱れを交え
足よく働き刃中、砂流が働き細かな金筋が入る。
帽子 のたれて先尖りごころに返る。

特徴:兼法は本国は美濃で何人かの同名の刀工がおり判別は難しい。また越前においても同名の刀工が活躍する。

拵:
鍔:鉄鍔で鶴が羽を広げる図柄を透かす 
手入れをすると素晴らしい鉄味となるでしょう
縁頭:赤銅で田園風景を高彫し金で色絵をほどこす
鞘:黒呂色さやに等間隔で帯状に筋を入れる
目貫:赤銅地に花の図柄を高彫し金で色絵をほどこす

葵美術より一言 美濃の刀工である兼法は切れ味の良い作品を制作する。また関の刀工は短刀の制作が極めて多く刀の制作は極端に少ないのは当時から分業体制があったのかもしれません。本作は刀剣博物館で無銘兼法と鑑定された作品です。  体配から室町末期から慶長時代の体配に酷似し地鉄が肌立ち刃紋は互の目乱れの高低があり角ばる互の目で野趣に富んだ作品です。元幅と先幅の長さがあまり変わらず鋒ののびた慶長体配の作品です。拵は普通作ですが鍔は手入れを行う事で素晴らしい光沢が出るでしょう。 刀は体配がよく地鉄もよく刃紋は匂口の深めの互の目乱れです。  是非お勧めしたい作品です。

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形


落札価格:¥501,000

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入札履歴

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最高入札者 : stychiu

stychiu
2021/12/04 (土) 01:13
¥501,000
Marusamurai
2021/12/04 (土) 01:13
¥500,000
Marusamurai
2021/12/04 (土) 01:03
¥493,000
stychiu
2021/12/04 (土) 01:03
¥492,000
Marusamurai
2021/12/03 (金) 18:00
¥461,000
nakamura.asia
2021/12/03 (金) 18:00
¥460,000
Marusamurai
2021/11/29 (月) 17:04
¥450,000
オークション開始
2021/11/27 (土) 10:42

※ = 自動入札