AS21522-脇差:無銘(金行)

説明

脇差:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)
銘:無銘(金行)  

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(金行) としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:銀一重
刃長: 44.2センチ
反り: 1.0センチ
目釘穴: 二個
元幅: 2.87センチ
先幅:2.69 センチ
重ね:0.59 センチ
刀身重量: 410 グラム
時代:南北朝時代
体配:大擦上無銘で長巻直しの作品で
身幅がやや広め、重ね薄く大切先となり反りがやや深い作品です。
地鉄:板目肌、肌立ち地沸が付き地景が働き映りが現れ
黒味があり肌立つ地鉄となる。
刃紋:沸出来、小互の目乱が続き高低に変化があり
帽子、同様に小互の目乱となって切先に達する。

特徴:金行は金重の弟子とも言われ本国は越前の刀工で関に移住した。 肌物で北國の部分が感じられる作品で刃文は丸みを見せた互の目乱で、刃中に砂流 、金筋が穏やかに現れる。


鍔:木瓜型鉄鍔で唐草模様を透かした南蛮鍔で
周りにも透かしを入れる
縁頭:赤銅石目地に牡丹の図柄を高彫し金で色絵を施す。
鞘:桜の木を模して制作した見事な鞘です。
目貫:赤銅地に植物の文様を高彫し金で色絵を施す
小柄:素銅地に龍の図柄を高彫し金で色絵を施す。

葵美術より一言:大擦上無銘で元々長巻を直した作品で大切先の南北町時代を思わせる体配です。地鉄は板目肌、杢目肌が良く混じり黒味のある肌立った作品で一見越前系統の北國物を思わせるが関に移住した刀工です。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形


落札価格:¥700,000

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入札履歴

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最高入札者 : perrier.frederic

perrier.frederic
2021/12/03 (金) 22:45
¥700,000
オークション開始
2021/11/27 (土) 10:17

※ = 自動入札